最近、友人から受けた質問なのですが、『ゲーミングPCと普通のパソコンって何が違うの?』と聞かれました。
確かに、普段からゲームをパソコンでしないような層には、ゲーミングPCと言われてもピンとは来ないと思います。
『ゲームしかできないパソコンなの?』と矢継ぎ早に言われ、確かに、分からない人にはわからないよな、と思った次第です。
ゲーミングPCはゲームもできる高性能なパソコンです
確かにゲーミングPCと言われると、ゲーム専用のパソコンと勘違いしがちです。しかし、実態としては、ゲーミングPCと呼ばれるパソコンは、最近流行のブラウザゲームだけに留まらず。
FPSやMMOPRGなどに代表されるような、3DCGを使った、非常に高い負荷をパソコンに与える作業もこなす高性能なパソコンです。
基本的にゲーミングPCであれば、通常のパソコンで行うような作業は難なくこなせます。逆を言えば、ゲーミングPCがあれば、大抵のパソコンソフトは扱えてしまいます。
この辺りのことについては「そもそもゲーミングPCってなに?パソコンとゲーミングPCとゲーム機の違いとは」の記事がわかりやすいです。
ゲーミングPCでもできないことはあるの?
ゲーミングPCといっても万能ではありませんが、高性能なパソコンなので、パソコンで要求される大概のことはこなせてしまいます。
動画編集や、3DCGの作成などを行えます。勿論汎用ソフトである、オフィスソフトなどは通常通り動作できます。
ただし、ゲーミングPCの性能もピンキリでございます。安価なゲーミングPCであれば、やはり程度もその程度の性能です。現状それなりのゲーミングPCが欲しいようであれば、ゲーミングPC本体だけで、13万円程度はするゲーミングPCを選んでおくとミドル級程度のゲーミングPCは購入できます。
ゲーミングPCと普通のパソコンの大きな違い
通常のパソコンであれば、ゲームをするわけではなく、動画もYouTubeなどの閲覧くらいだと思われます。
そんな状況であれば、まず必要とならない部品が、GPUです。GPUを内蔵しているかどうかで、普通のパソコンであるかゲーミングPCかが決定しているといっても過言ではないくらい、ゲーミングPCには大事なパーツとなっております。
このGPUのおかげで、高い負荷のかかる、3DCGを多用したゲームをゲーミングPCは動作させていると言っても良いくらい重要なパーツです。
逆に普通のパソコンであれば、GPUは搭載しておらず、搭載していたとしてもCPUに内蔵されたGPUという扱いになっております。
GPUというパーツもピンキリではありますが、非常に高価なパーツです。高性能なものになれば十万円近い値段となっております。
更にGPUは電気の負担も大きいため、GPUを搭載したゲーミングPCは、GPUを動作させても問題ない、大きな容量の電源を搭載していることも価格上昇の要因です。
このGPUからもわかるように、ゲーミングPCと通常のパソコンは大きな違いがあると言えます。
しかし、ゲーミングPCがあれば、普通のパソコンの働きは十分できますので、ゲーミングPCは、ゲーム以外のことができないわけでなく、ゲームができる高性能なパソコンと覚えておくと良いでしょう。