VRヘッドセットを装着しVRゲームをプレイする上で、一番のネックになるのは、有線に限りがあることです。
htc Viveなどをプレイすると、移動することも可能なゲームなどもあるのですが、どうしても自室の広さとケーブルの長さを考慮すると遠慮なく動き回ることはできません。
しかし、MSIがその問題をクリアしてしまうパソコン、VR Oneを開発しました。
VR Oneって?
まるでリュックのように背負う、VRを楽しくプレイするために開発されたパソコンです。
製品情報はこちら(http://vr.msi.com/index_VR_products_VR-One.html)になっています。
大きさは、285mm×430mm×63mmと、大き目のリュックと同じくらいの大きさです。厚みこそありませんが、重量は約4kg程度と結構重いです。
4kgならば大したことはないのでは?と考える方もいると思いますが、時間が経過するについれて、肩にズッシリとくる重さだと思います。
私は休日に、レンズなどを入れたカメラバッグを背負って歩いているのですがそれがだいたい4kg近くあるのですが、長時間背負っていると疲れてきます。
そのことから、このVR Oneも長時間背負っているのは辛そうです。しかしVRゲームをプレイする、15分くらいならば耐えられる重さかな?と思えます。
VR Oneのスペックは?
気になるのがVR Oneのスペックだと思います。スペックは、CPUはCore i7-6820HKを搭載、GPUはノートPC用のGTX1070を搭載予定との事です。
メモリ容量はまだ不明ですが、VR対応ならば最低8GBは搭載しているだろうことが想像できます。
端子はUSB、HDMI、miniDisplay Portなどが付属し、頭部に近い場所に設置されます。これで、VRヘッドセットを頭部に装着して、無理の無いケーブルの長さで設置が可能です。
バッテリーは2基搭載でいて、合わせて1時間以上遊ぶことが可能なようです。
VR Oneは買い?
ネタとしては正直アリです。しかし、実際に購入するかとなると、やはり使い勝手だと思います。
一番怖いのは、装着時に転倒して、VR Oneごと背中をぶつけて・・・という一番悲惨な状況だと思います。
しかし、VRヘッドセットをロングケーブルでつないで、ケーブルを引っ張りすぎてPCが転倒・・・という悲劇も考えられなくも無いので、どちらが良いか・・・とも思います。
一番は、無線対応のVRヘッドセットの発売が待たれるところですが、このVR Oneはある意味VRの新しい形を提示してくれる、面白いパソコンだと思います。