新しくマザーボードASRock X570 Steel Legendを購入しました。
過去に検討して候補に挙がっていて、結局以前使用していたマザーボードがASRock製(AB350 Pro)ということもあるし、相性的にも問題なさそうということと、価格が決め手です。
実はMSIのMSI MEG X570 UNIFYを購入してみようかとも思ったのですが、今使っている電源が対応しきれなさそうなので今回はやめておきました。
>> ASRock X570 Steel Legendの詳細
ASRock X570 Steel Legendの機能
現在私が使用しているCPUがRyzen 7 3700Xということもあるので、Socket AM4でX570チップセット対応のマザーボードを選びました。
PCI-Express4.0接続のM.2スロットで『Hyper M.2』というものも搭載しております。ちなみにM.2スロットは2つ付いております。
そして熱くなりやすいM.2SSDには専用のカバーがかかるようになります。(※ ヒートシンク付きのM.2SSDの上には取り付けられません。)
そしてグラフィックボードを挿すPCIスロットにはメタル補強が施されていて、名前を『Steel Slot』というらしいです。なんだか色々名前を付けるのがすきなようです。
またWi-FiやBluetoothのカードを入れるM,2 Keyスロットも搭載しております。挿入するパーツは別途購入しなければいけません。
オーディオ面も充実していて、最初から光デジタルオーディオ端子が付いていたりしますので、サウンドカード要らずです。
全体的に銀色のアルミニウムヒートシンクと基盤にほどこされた迷彩が格好良いデザインになっています。
実際に使ってみての感想
起動の速さ
起動については、スリープではなく完全な立ち上げになるとCPUのコア数などが増えており、更に私がM.2SSDを2つ、更にHDDを4つも付けているため、42秒ほどかかっていました。爆速?とは言えませんが、1分もかからないので速いとは言えると思います。
M.2SSD読み書き速度
私がマザーボード交換で期待したポイントの一つとしてSSDの読み書き速度の向上です。以前GIGABYTE ギガバイト AORUS NVMe Gen4 SSD 500GB HD2597 GP-ASM2NE6500GTTDを購入したいのですが、2スロット目のM.2端子がNVMeに対応しておらず速度が出ませんでした。
折角高いSSDを購入して、通常のSATAのみの速度かよ!ってなっていたので、今回再度計測してみたところ、満足いく結果が得られました。
マザーボードを変更したら、読み込み4096MB/sの書き込み2542MB/sにまで上昇いたしました。以前が700~800MB/s程度の性能だったので、大幅に改善されました。ちなみに温度は、前回の結果と変わらず、ゲームを3時間遊んだ後に43度という結果でした。
これで、このSSDには読み込み速度の快適性が求められるゲームをインストールしていきたいと思います。最近はあまりローディング時間に影響のある大手ゲームをプレイしていないのが勿体無い話でもありますが(笑)
また、ヒートシンク付きのSSDで高さがあるので、このマザーボードの売りでもあるM.2SSDのヒートシンクになるカバーが取り付けられておりません。これも勿体ない使い方になってしまっています。
その他の機能
実はオーバークロックとか、マザーボード上の機器を光らせるとか、そんな機能もあるのですが、現状で満足しているのであまり使用しておりません。
とくに光らせる機能についてですが、UEFI等を扱いきれていないのが現状です。ココらへんは私の知識不足なので、いずれ熟知していきたいところです。
静音性など
上述したM.2SSDのカバーを取り付けていないせいか、M.2SSD用のファンが音を立てて回っていて、ちょっとうるさいです。
これはある意味使用していないので、後日ファンの電源を抜いてしまっておいた方が良いかと思いました。今更ヒートシンクの無いM.2SSDを購入するのも勿体ないです。
今後、このタイプのマザーボードを購入される方は、M.2SSDの仕様には気を付けてください。私は割り切って購入しました。
概ね満足
実は急遽マザーボードを購入した理由として、HDMIキャプチャーを購入してPCI-Express x4以上のスロットがしっかりと動作するマザーボードが欲しかったからです。
AB350はM.2_1のスロットを使用すると、PCI-Express x4が使えなくなるという仕様だったため、折角購入したキャプチャーが使えなかったのです。
ある意味、買い替えの良い機会としてマザーボードを購入して交換しましたが、満足な性能も得られましたし、色々と勉強になりました。
まだまだ使いこなせていない機能もあるので、今後少しづつまた機能を勉強していきたいと思います。今後は新しいPCを購入する機会があればしっかりとマザーボードまで拘りたいと思った出来事でもあります。