私がクリアまでにかかった時間は6時間ほどでした、リトライ数が少なければ、もっと短縮できるがしれません。
Ministry of Broadcastクリア後の評価
Ministry of Broadcastの満足な点
- 手軽なリトライ
- 気になるストーリー
Ministry of Broadcastの不満点
- 操作性が悪すぎてストレスに至る
- 一定のところでゲームが頻繁に停止する
- 操作性が悪いのに電撃イライラ棒的な微細な操作とタイムを要求されるゲームデザイン
それぞれの感想
グラフィック
ドット絵は綺麗に描けております。しかし、綺麗で描かれているがゆえに、ときに背景と足場の区別がつきづらいところがあり、行けると思ったらいけなかったり、その逆もしかりです。
一撃でやられることの多いゲームなので、この見落としはかなりのストレスとなることが多いので、足場はもう少し目立たせて欲しかったです。
操作性
このゲームは操作性が大変悪いです。とくに「横ジャンプ」と「上のオブジェクトに掴まる」というボタン操作が一緒なんですが、上のオブジェクトに掴まろうとしたら、横ジャンプして落下死なんてことが頻繁に起こります。
また、リアルな挙動を重視しているのか、慣性の働きやら、走り出しが遅いなど、とにかく主人公の鈍い動きがイライラを積もらせます。正確な操作をするには慣れが必要なゲームです。
ゲーム性
上述した操作性が非常に悪いのに加えて、その操作を的確に最速で行った動作を迫られるギミックや謎解きなどが多く、操作性が悪いので失敗しやすくプレイヤーをイライラさせるゲーム性です。
しかも大体のことで主人公は死んでしまうので、忍耐力が試されるゲーム性を持っています。スペランカーにより繊細な操作が求められる、そんなゲームだと思います。
爽快感、達成感
最初のうちは比較的緩い操作でもクリアできるギミックも多いので、爽快感も得られます。
しかし、後半になるにつれ電撃イライラ棒なみの繊細な操作が要求され、しかもリトライポイントが少なかったりと、ストレスが溜まるつくりになってまして、後半は達成感も大きいですが、それ以上にストレスが溜まるような気もします。
このゲームはオススメ？
繊細で緻密な操作を求められて、それをこなすことが好きならオススメしますが、アクションゲームとしても爽快感は少ないかと思いました。後半になるにつれて「は？」というくらいの緻密繊細操作を強いられるので、そういったゲームデザインが嫌いならオススメはしません。
個人的な総合感想
TGS2019で、なかなか楽しめると思って購入しましたが、中盤を抜けて後半になるにつれて、なんというストレス量産ゲームと思うようになりました。
最初はゲームの難易度が高いと思いましたが、これは違う！操作が難しいゲームだ！ということに気付いたら、不快なスーパーマリオ2をやらされている気になってきました。
マリオはプレイヤーの無茶な操作にもついてきてくれますが、このゲームの主人公は融通が聞かないし、雪の上で派手に滑るわ、つららが頭に当たって死ぬわ、ダッシュの出だしは遅いわでアクションゲームの主人公とは思えない程の融通のきかない挙動をしていて、操作をしていて、何度か奥歯を噛み締める事柄ありました。
とくにオブジェクトに掴まる動作について、方向キーの上か、ジャンプボタンを押す必要がありますが、掴まろうとしたら急に横ジャンプして落下とかタイムオーバーになるとか「やってられるかー！」と、匙を投げると言うか、コントローラーを投げたくなる気持ちにさせてくれるゲームでした。
ストーリーが気になるような作りだったんですが、結局カラクリは判明しないままクリアまでに来てしまいました。
海外ゲームなんで色々とグロテスクな表現も多く、人と人との騙しあいを描いたストーリーは新鮮味がありました。
しかし、このストーリーの結末を知るために、この操作の悪いゲームをプレイするのは若干の苦痛を伴うと感じます。
「バランス！シビアすぎるだろー！！💢😠💢」となりながらもクリアまでやり遂げる根性が必要だと感じます。
操作について文句を並べてきましたが、操作に融通がきいて自由な動きを得られるなら、このゲームはきっと楽しいゲームだったかと思います。
ダークパズルゲームとしても楽しいです。しかし、操作性の改善とバグなのか、とにかくゲームがクラッシュしてしまうのは、今後改善されたら嬉しいです。
今の段階では一度クリアしたので、もう二度と遊びたくないな、と思ってます。ヤリコミ要素とか言われても、ちょっと敬遠しちゃいます(笑)
人を蹴落としのしあがる的なストーリーは、興味深く面白かったのですが操作性で大きな減点となるゲームだと感じました。
