伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠をクリアいたしましたのでクリア後の感想をつづります。一応ネタバレの無いようにいたします。
伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠のクリアにかかった時間
伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠クリアまでにかかった時間は5時間程度です。実績解除を狙うとなると、周回プレイが必要になるかもしれません。
伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠クリア後に感じた満足な点と不満点
伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠の満足な点
- 昔ながらのファミコンテイストなアドベンチャーゲームが味わえる
- ゲーム中に閲覧できる『説明書』が凝っている
- ドット絵ながらもムフフ要素がある
伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠の不満点
- フルスクリーンなどに対応しておらず解像度の高いモニターだと見づらい
- ポっと出のキャラも多く感情移入がしづらい
総合感想
ストーリー
東京でおきた事件だけど舞台は伊勢志摩となる観光気分を味わえるアドベンチャーゲームです。途中に挟まれるグルメリポートでお腹が減ります。
ストーリーは悪いところでも書きましたが、急に出てきたキャラクターが持っていた情報が鍵になっていたりと、感情移入がしづらいところもありました。
伏線があるようで無かったりとか・・・。若干最後は取っ散らかっている印象ですが、2時間〇曜サスペンス的なものを現代で遊べると感じると最終的には楽しめたと思います。
サウンド
某〇曜サスペンス的な音楽、そしてゲーム内で開ける説明書を見ると、なんとテーマソング(ボーカル付き)を聴くことができます。
そして、会話はポポポ音と昔ながらのファミコン風テキストアドベンチャー好きにはたまらない演出があります。
できれば、テーマソング(ボーカル付き)もゲーム内で聴きたかったのですが、やはりファミコン風の雰囲気重視なんでしょう。あくまで説明書で聴いて、ゲーム内では脳内補完するしかありません。
操作性
コントローラー操作すると若干感度が良すぎるのか、2つ分の選択肢を飛ばしてしまうところがありましたので、同じ選択肢を選んでグヌヌってなることが多かったです。
マウス操作に対応していれば楽だったんですが、キーボードとコントローラーでしか遊べないのがもったいなかったです。マウス対応していれば寝る前にグダグダと遊べて良かったのですが(笑)
ゲーム性
テキストアドベンチャーで、間違った選択肢を選ぶと助手のケンが制してくれるので、同じ話を何度か繰り返すということ以外は不要な場所移動を繰り返してテキスト総当たりしなければならないなんてことは無かったです。
しかし、ある意味間違ってゲームオーバーなんてこともないので緊張感はありません。とりあえずストーリーを楽しむというスタイルのゲームです。
実績解除のためにプレイするとなると、選択肢が重要になったり、〇分待ったり・・・。なんてことも必要になりますが、コレ実績でネタバレしてるんで、未クリアの人は実績見ない方が良いですよ。
機会は少ないですがゲーム内のスマホのミニゲームアプリで遊べたりするなど、現代風のエッセンスも盛り込まれています。
総合感想
久々に古いタイプのファミコン風テキストアドベンチャーゲームをやって懐かしさの中にスマホコマンドなどの現代風の要素も盛り込まれていて大変楽しく遊べました。
クリア時間も5時間ほどと丁度良かったです。あまりに長いテキストですと寝落ちしてしまうので(今回も何度かしてしまった)、これくらいのボリュームが丁度良いと感じます。
一点惜しいのは、フルスクリーンモードに対応するとか、テキストだけはもうちょっと解像度を上げて欲しかった気がします。意外に潰れている文字とかが気になってしまうことがあります。
今は動画でネタバレが横行してしまい、こういった一本道の古き良き時代のテキストアドベンチャーゲームは少なくなってしまいましたが、やはり楽しいものは楽しいと感じました。
拘られて作られているのが眼に見えて解るので、プレイしていて、その拘りを感じて嬉しくなるという別の楽しみも味わえます。
是非、シリーズ的に続けていただきたいという要望もありますし、あと実写版も作ってくれたら嬉しいです。あくまで個人の趣味嗜好ですが実写のテキストアドベンチャーゲームも好きなので(笑)
懐古と同時に新しさも味わえる、良いテキストアドベンチャーゲームだと思えました。値段も1,000円と映画を見るよりも安いので、コスパも良いと感じました。