東京ゲームショウ2018にてキルラキル ザ・ゲーム 異布 の試遊をした感想です。
キルラキル ザ・ゲーム 異布 を試遊してみての感想
キルラキル ザ・ゲーム 異布 の良かったところ
- 操作が簡単
- アーク特有のコンボゲーでは無さそう
- アニメーションが格好良い
- キルラキルのキャラがしっかりと格闘ゲームに落とし込まれている
キルラキル ザ・ゲーム 異布 の気になったところ
- ガードと方向キーですぐにステップが出てしまう
- 体力ゲージがヴァンパイアセイヴァー方式なので逆転が難しそう
キルラキル ザ・ゲーム 異布 を試遊してみて感じたアレコレ
アークシステム・ワークスの格闘ゲームなので、ギルティギアシリーズやブレイブルーシリーズの様にエンドレスとも言えるコンボゲームになっていたら敷居が高いと感じたのですが、ちょっと触ってみた感じはそんなことはありませんでした。
近接攻撃、遠距離攻撃、ブレイク攻撃、ガード、ダッシュ、必殺技を駆使して戦います。空中でも攻撃ができるので、もしかしたら空中コンボを活かすとコンボゲーになっているのかもしれませんが、そこまでは試せませんでした。
今回、4キャラが遊べるのですが、私は蟇郡苛(ガマゴオリ イラ)を使うことにしました。ちなみに試遊台は4台あり、お友達と対戦で遊ぶか、スタッフと対戦で遊ぶかを選択します。
私はボッチだったので、スタッフのイケメンのお兄さんと対戦することになりました。スタッフのお兄さんは主人公である纏流子(マトイ リュウコ)を使いました。
まず操作を覚えて・・・と思ったら、スタッフのお兄さん容赦なく攻撃してきました(笑)ちょっと待っていただき、操作方法を覚えさせてもらいいざ対戦してみますと、なかなか面白い。
良い感じに、近接には遠距離攻撃が強く、遠隔はガードされ、ガードしてる相手にはブレイク攻撃が入り、ブレイク攻撃は遅いので近接攻撃が入るという関係が構築されておりました。
ちなみに蟇郡苛(ガマゴオリ イラ)は遠距離攻撃に癖があり、遠距離攻撃ボタンを長押しして話さないと遠距離攻撃になりません。連打してしまうと自分を攻撃して攻撃力を溜める変態技『縛の装・自戒』が発生してしまいます。
『縛の装・自戒』は100%まで貯めると、一定の間は近接攻撃の攻撃力がものすごく上がります。しかし溜めている時は隙だらけなので、ついつい遠距離攻撃を連打してしまうと、大きな反撃にあってしまいます。
必殺技を出すのは簡単でL2ボタンと攻撃ボタンのいずれかで出ます。超必殺技と戦維喪失奥義という技もありますが、今回は試せませんでした。
気になったところでも挙げておりますが、このゲームは体力方式がヴァンパイアセイヴァー方式です。ヴァンパイアセイヴァー方式ってなんやねん?って人もいらっしゃるかと思いますが、通常の格闘ゲームですと3ラウンドあって2ラウンドをとる形式ですが、体力ゲージ2本分を減らした方が勝ちとなる形式です。
体力ゲージが1本減らされると、一度試合が止まりますが、勝利した方も体力は元に戻らない形式です。もし1ラウンド取り換えしたとしても、体力差があると逆転は難しい状況になるでしょう。
私はヴァンパイアセイヴァーが好きなので、どんとこい!と思ったシステムですが、苦手な人もいらっしゃると思います。プレイヤースキル格差があると辛いゲーム内容になると思われます。
あと、操作ですがガードをして方向キー(Lスティック)を押すとステップが出てしまいます。ガードはニュートラルで行わなければいけないので、ついつい先行して方向キーを倒すという操作をしてしまう人はガード中にガードを解いてしまい危なくなると思います。私もその傾向があるので危ないシーンが何度も出ました。
なんだかんだとスタッフさんと楽しんで、ギリギリではありますが勝利を収めることができました。もしかしたら手を抜いてくれていたのかもしれませんが、とても楽しいひと時でした。
大味になっていないか?コンボゲーになっていないか心配していたのですが、良い意味で肩透かしをくらっており、私の中で購入が決定事項になりました。できればSteam版も同時発売だと嬉しいです。
格闘ゲームは日本では現在流行りにくいとは思いますが、敷居の高さは感じなかったので、アニメ格闘ゲームの新しい形を見ることができたと思います。
あと、独特なシステムである『血威表明縁絶』のことをスッカリ忘れて試すことができなかったのが残念ですが、これは製品版の楽しみにとっておきたいと思いました。
製品版にはボタンカスタマイズなどが充実していただき、よりプレイしやすい環境が取られていたら嬉しいです。格闘ゲームなので人は選ぶかもしれませんが、個人的にはかなり楽しいゲームでした。