インターネットが当たり前の時代でありスマートフォンやタブレットが1人1台の時代になっており、更にPCは1家庭に1台は当たり前の時代です。
そんな世の中なので、ご家庭に無線LANを施設しているご家庭も多いと思います。しかし、この無線LANの施設にあたり家庭内でも『理解できる人』にだけわかることもあります。
私の家庭でも、『理解できる人』だけに周知していた設定や基礎知識などの注意点を『理解できない人』に周知せずに困ったことを紹介します。
無線LANの注意点の家族周知をせずに困ったこと
電源を切られる
ある日家族から無線LANが全く使えなくなったということを聞きました。原因は単純なもので、電源が抜かれておりました。
抜いたのは父親だったのですが、父親は待機電力が勿体無いということでコンセントを抜いたようです。どうやらTVか何かで節電の知識を得て今まで待機電力なんて気にしていなかったのに気にして突発的な行動に出たようです。
無線LANルーターの待機電力は微々たるものですし、無線LANを使えないと家族全員が困る旨説明しました。また無線LANが長時間途絶したことにより、私のAmazon Echo dotも再設定が必要となり非常に面倒でした。
無線LANルーターのパスワードを勝手に教える
こちらは母親だったのですが、便利だからと言って無線LANルーターのSSIDとパスワードを近隣の人に勝手に教えておりました。
無線LANルーターの接続履歴を調べたところ、知らない接続機器が沢山出てきたので、母親に問いただしたところ判明しました。
別に値段が上がるわけではないでしょ?ということを言っていましたが、簡単に教えたらパスワードが広まってしまう可能性もありとても危険な旨説明して理解してもらいました。
直ぐにSSIDとパスワードを変更して、おかしな接続履歴が無いかを確認するなど面倒が多かったです。
ループ接続する
母親からインターネットに繋がらないという話を聞いて、原因を探りましたら何故かLANケーブルをループ接続しておりました。(大元のルーターと無線LANルーターを2本のLANケーブルで接続されておりました。)
母親に聞いたら『2本繋げば倍の速度でインターネットに繋がると思った』ということで、二度とループ接続はしないようにお願いしました。
知らない人にもしっかり教えないと何をするかわからない
知らない人というのは知らないから何もしないではなく、知らないからこそ知らないなりに何かしてしまう可能性があります。
これを良い機会として、家族にも無線LANルーターの注意点などを説明するようにしました。知らなければ何もしないかな?なんて安易に考えておりましたが、そうではないことを思い知りました。
無線LANも一般化してきておりますが、まだまだ注意点などは公では周知されていないのが現状なので、自分が知っているから皆知っているというような考えを持つことはやめようと思いました。