カメラ撮影をする上で一番大事なのは、写真がしっかりと撮影できているかどうか?だと思います。
しっかりと撮ったつもりでも、自宅で大きな画面で確認してみたらピントがしっかり合っていなかったり、微妙な手ブレが発生してしまっていたりと帰宅してから写真を確認して嘆くことも多いはずです。
どうしてもカメラのファインダーや液晶画面では小さすぎて細かい確認は難しいので、そういったミスを防ぐために行なえるテザー撮影について説明したいと思います。
PCを使用してのテザー撮影
PCで行なうテザー撮影ですが、adobeから発売しているLightroomというソフトが便利です。現在でしたら月額980円で契約可能です。(無料期間もあります。)
テザー撮影に対応したカメラとPCをUSBケーブル(カメラによってminiUSBやマイクロUSB)で接続して、Lightroomのメニューからテザー撮影を選択します。
テザー撮影を選択すると、別途操作バーが現れ、PC上にカメラの液晶に表示される映像が現れ、大きな画面で写真の状態を確認できるようになります。
大きな画面で撮影状態を確認できるので、撮影後に写真を確認したらピントが合っていなかったというようなことは無くなります。
Lightroomのテザー撮影に対応していない機種はどうする?
メーカーによって、独自のアプリケーションで対応していることもあります。
SONY機ではRemote Camera Controlというアプリケーションで対応しております。
Pnetax機ではPENTAX Tethered Captureというアプリケーションを使用してLightroomに接続します。
FUJIFILM機ではテザー撮影プラグインというアプリケーションを使用してLightroomに接続します。
上記アプリはメーカーで用意しているものから、フリーソフトまで様々です。メーカーで対応していない機種もフリーソフトで解決できるものもありますが自己責任となります。
スマホやタブレットでテザー撮影するやり方は?>
Canon、Nikon、Sonyなどは、アプリケーションによるリモコン撮影に対応していれば、若干の遅延はあるもののテザー撮影に近い感覚で、写真撮影が可能となっております。
フリーソフトの方でも、有線接続によるテザー撮影ができるアプリDSLR Remoteというものがあります。
上記に対応していない機種はどうにもなりませんが、対応していれば、テザー撮影と同様、撮影する映像を確認しながら写真撮影が可能です。スマホではカメラの液晶とあまり変りませんので、私はタブレットをオススメします。
どんな撮影にテザー撮影は向いているか?
動体の撮影では難しいですが、スタジオでのポートレートや記念撮影、そして物品撮影や商品撮影などにはテザー撮影にピッタリです。無駄にシャッターを切る手間も省けますし、なによりピントが合っていなかった場合のショックから開放されます。
もし、テザー撮影対応のカメラを所有しているのであれば、テザー撮影をすることをオススメします。これを機にテザー撮影対応のカメラを買ってしまうのも良いでしょう。