ゲーミングデスクトップPCと言えば、とにかくケースがデカイ!というイメージです。
PCを家に設置するにあたって邪魔じゃないのか?デカければデカイほど良いのか?と疑問に思うところだと思います。
ケースが大きいと利点はあるのか?
ゲーミングデスクトップPCにおいてケースはタワー型にもミニタワー、ミドルタワー、ハイタワー型などがあります。他にもスリムやコンパクトなど小さいことを売りにしているものもあります。
PCケースが大きいことによる利点はまず、ケースが大きければ『拡張性が高い』ということでしょう。
グラフィックボードは高性能になると大きいものが多くなります。さらにCPUファンなども大きくなります。その大きなパーツを入れ込むためにはハイタワー型が必要となります。
どんなパーツでも対応できる『拡張性の高さ』が大きいケースの売りとなります。しかし、そんなパーツも必要としなければ、無用の長物になるでしょう。
HDDも増設に増設を重ねても収納できるという利点があります。これも『拡張性の高さ』と言えるでしょう。外付けHDDを何台も並べたり、外付けHDDケースなどを購入したりする必要もありません。
そして『排熱効率の高さ』も重要なところです。高性能になればCPUやGPUなどは高温になります。高温になればフリーズする確立も高くなります。
しかし、大きなケースであれば、大きなCPUファンが備え付けられたり、水冷ユニットなども取り付けられたりします。排熱効率が高ければそれだけ高性能を維持できるということです。
最後に挙げられるのは『メンテナンス作業がしやすい』だと思います。大きければそれだけ作業スペースも広がります。狭い空間で作業をするのは苦痛です。
小さなケースであると、配線等を繋ぎかえるのも一苦労ですが、大きいケースであれば十分なスペースが確保できるので作業が捗りやすいのです。
スペースは圧迫してしまうけど
ケースが大きいことは上記の様な3つのメリットが存在します。スペースが十分に確保できるのであれば、PCケースは大きくて良いと思います。
ただし、PCの用途的にそれほどのPC性能が必要無いのでしたら、大きすぎるPCケースは邪魔以外の何物でもありません。
私は自宅で使用しているゲーミングPCはミドルタワーですが、古いHDDが収納しきれない状態なので、ハイタワーにしておけば良かったかなとも思います。
大は小を兼ねると言いますので、設置スペースが確保できるのであれば、PCケースは少しでも大きい方が良いと私は考えます。