曲面ディスプレイというと、通常平面のモニターですが、その面が曲がっているわけです。
見づらくないのか?と思う方もおりますが、大きなモニターを扱うほど曲面モニターの方がメリットがあるのです。
曲面ディスプレイのメリット
曲面ディスプレイのメリットはいくつかあるので、書いていきたいと思います。
圧倒的な没入感がある
モニターが曲面になっていることにより、目からモニターまでの距離が一定となり、視点を動かして見える範囲が増えます。
21:9のウルトラワイドモニターや曲面ディスプレイを多数使って見る映像は、まるで普通の景色を見ているかのような没入感を覚えます。
有効な視野角が大きくなる
大きなディスプレイで近い距離で画面端を見た場合、端は暗く見えてしまいます。しかし曲面ディスプレイであれば、画面端でも中央と同じ明るさで画面が見えます。
映りこみが軽減される
曲面であることで、ディスプレイ以外の場所から映りこみが軽減されます。(逆に光の位置によっては映りこみが増える場合もあるので照明などの位置を考慮しましょう。)
曲面ディスプレイのデメリット
逆にデメリットはあるのでしょうか?
場所を取る
緩やかな曲面ではありますが、大きいものだと3cm程度は前面に出てきております。そのスペースが机の上ですと若干厚みを感じます。マルチモニターにした場合は更に厚みを増します。
複数人数で見づらい
多人数で見た場合は、端の人は見づらいと思います。対角線上の端は見やすいのですが、逆に自分の前側の端が見づらいです。
曲面ディスプレイは需要があるのか?
あまり日本では普及しておりませんが、FPSやカーレースゲームが主流の海外では普及がされているそうです。
私も実は欲しかったのですが、予算が無くて結局湾曲していないウルトラワイドディスプレイを購入しましたが、次に買うディスプレイは絶対に曲面ディスプレイにしたいと後悔しております。
アームなどを使えば、厚みに関しては、邪魔にならないと思います。複数人数での視聴については位置を工夫するしかないのかな?と思います。