intelのCPUのソケット形状はコロコロ変わっており、互換性のあるものと無いものがあるということは以前ブログで書いております。
intel製品は取りざたしましたがAMD製品のことを取りざたしておりませんでしたので、Ryzenも発売されたので、書いてみたいと思います。
AMDのCPUソケットの互換は
AMDのCPUのソケットは大きくわけてAM●●、FM●●という型番にわかれております。AM●●の●●には3、3+といった数字が入ります。
互換性としてはAM系はソケットの横の数字が一緒であれば大体互換性があります。大体といったのはマザーボードの性能によるので、購入予定のマザーボードで確認することをオススメします。FM系は互換性が低いです。
また今度発売されるRyzenはソケットがAM4となります。Ryzen対応のパソコンを自作する場合、マザーボードからの購入となります。
よくわからない人は、Ryzenが予め搭載されたパソコンを購入してしまうのが一番手っ取り早いと思います。
互換はあっても融通はききづらい
上記で型番の差による互換はあると言った物の、やはり後発されたCPUの性能を旧式のマザーボードが使いきれるかと言ったらNOです。
対応していない機能はやはり使いこなせません。intelのCPUもそうですが、最新のCPUは最新のマザーボードにした方が本領を発揮できます。
SkyLakeとKabyLakeも互換性はありますが、同じようなことが言えると思います。BIOSのアップデートで改善される部分もありますが、それだけでは改善できないポイントが出てくるのは仕方が無いことだと思います。
AMDのCPUにしたら、GPUもAMDにした方が良い?
AMDのCPUを購入して、なんとなく心配になるのが、GPUの相性の問題です。
AMDもRADEONというGPUを発売しており、AMD製のCPUならばAMD製のGPUでなくては駄目なのか?と考えがちです。
しかし、マザーボードが対応していれば、たとえAMDの商売敵のGeForceであっても問題なく動作はいたします。
ただし、AMD製のCPU内の内蔵GPUを生かし、更にAMDのGPUを使うことで『デュアルグラフィックス』という機能を使用することができます。
この機能のおかげで、AMD製のCPUを使う人は、AMD製のGPUを使用する方が多くなることも事実です。
同じメーカーでそろえた方が相性以上に機能的にも満足を得ることができるので、あまりAMDのCPU+GeForceという組み合わせは見ることが少ないのだと思います。
Ryzenの発売にあたり
Ryzenが期待を上回る機能を発揮し、購入する人が増えれば、AMDソケットを気にする人も増えていくと思います。
intel製のCPUの需要がまだまだ多いですが、私もこれを気にAMD製のCPUを試してみたくなっておりますので、お金がたまったら購入をしてみたいと考えております。