先日、Ultra HD Blu-ray再生対応のPC内蔵ドライブの発売がアナウンスされました。PC内蔵型は世界初らしく、2月下旬の発売らしいです。
しかし、聞き慣れない言葉がひとつだけあります。そもそもUltra HDって何?というところです。
Ultra HDって何?4Kとは違うの?
実はUltra HDと4Kって違うものではなく、ある意味同じものです。Ultra HDには4K Ultra HDと8K Ultra HDがあります。
まずHDとFullHDという言葉がありますが、HDは実は解像度の大きさが幅広く1366×768~1920×1080などあり、HDの最大の大きさである1920×1080をFullと表現してFullHDなどといわれるようになりました。
そして、4Kですが、4Kは1920×1080の縦2倍、横2倍の解像度である3840×2160なのですが横幅の3840を役4000としてKは10の三乗倍を表す単位として4Kとされました。
しかし、海外では、4Kって解りづらくない?ってことでFullHDの上だからUltra HDと呼ぶようになっております。日本では4Kの方が定着してしまっておりUltra HDの名前はあまり聞こえませんね。
Ultra HDの中には8K Ultra HDもあるので、8Kは7680×4320といった解像度になります。
ハイビジョンという呼び名も
日本ではさらにハイビジョン(HD)、フルハイビジョン(FullHD)という呼び名も使用しており益々わかりづらいことになっております。
さらにスーパーハイビジョンという言葉もありますが、これは8Kを指しております。呼び名がわちゃわちゃしていてかなりわかりづらいですね。
モニターを選ぶ際には上記の言葉とHDMIの規格対応などを気をつけて
さて、様々な規格がわかったところで話はUltra HD Blu-ray再生対応のPC内蔵ドライブの話に戻ってしまいますが、この内蔵ドライブを入れればモニターに映し出される映像がUltra HDになるか?と言われたら答えはNOです。
Ultra HD(4K)に対応し、HDMI端子も2.0a以上、HDCP対応したディスプレイが別途必要であることも忘れてはいけません。ドライブを買ってきてこれでUltra HD(4K)デビュー!!とはなりませんので気をつけましょう。
映像が良くなると、それに付随して対応する周辺機器なども買いなおさなければなりません。購入する際には本体、ケーブル、モニターなど様々な機器を購入する経費もかかることを覚えておきましょう。