2011年にE3のGame Critics AwardsでBest Downloadable Gameにも選出された、アクションPRGのBastionをプレイしてみました。
Bastionってどんなゲーム?
少年を操って世界を粉々に破壊した大惨事、Calamity について、探索するアクションRPGです。
謎解き要素などは少なく、主に武器(近接と遠距離)を使用し盾で敵の攻撃をはじき、隙をつくるなどの動作も楽しく、どんどんと迫り来る敵を倒します。
Bastionをプレイするには?
CPUはDual Core 1.7 GHz以上、メモリは2GB以上、GPUはVRAM512MB以上と、高い機能は必用としておりません。
Bastionの良いところ、悪いところ
Bastionの良いところ
- 美しいグラフィック
- 小気味の良いアクション
- 映画の中に入ったようなナレーションの演出が格好良い
Bastionの悪いところ
- やや主人公の動作がもっさりしている
総合感想
5年前に作られたとは思えないほど、良いゲームだと思います。主人公の移動速度はややもっさりしているものの、アクション部分については、無双ではなく、しっかりと気をつけてプレイしなくてはいけないつくりになっております。
しかし、爽快感が無いわけではなく、しっかりと敵の隙を見つけて攻撃する、もしくは敵の攻撃をはじくことによって隙をつくり攻撃をすることができるようになると、一気に達成感と爽快感が湧いてきます。
相手が放った遠距離攻撃もギリギリに盾でガードすると敵にそのまま打ち返すということも可能で、これも決まるとかなり気持ちが良いです。
また、難易度は高めのアクションゲームではありますが、体力回復アイテムが頻繁に出るので、しっかりと取得していればGAMEOVERになることはまず無いと思われます。
見下ろし型のアクションRPGですが、空中庭園を舞台にしていることで、落下の危険性のある場所がいくつかあります。ボスにも落下する穴などを作って足場を狭くする攻撃をする敵もいます。
こういった独特な要素が、バトルに緊張感を持たせてくれます。そしてMAPは全て一望できるわけでなく主人公の少年が近づくとどんどんMAPが明らかになっていくつくりになっているので、冒険心がかきたてられ、不安と緊張感をより倍増させてくれます。
とにかく、良くできたアクションRPGであり、値段も安いので、こういったアクションRPG好きならば絶対に楽しめる綺麗にまとまった及第点ゲームだと思いました。
公式では日本語のローカライズがされていないので、ちょっと調べて日本語化を試みてみようかと思います。しっかりと最後までプレイしてみたいと思わせるアクションRPGだと思いました。