キーボードにも色々と種類があるので、購入に迷っている人も多いかと思います。私もいくつかキーボードを使ってきたので、納得のいくキーボード選び方というものを書いていきたいと思いますので、購入を迷ってる方の参考にしていただければと思います。
使用用途を明らかに
まず、キーボードで何をするのか?がわかっていなければ、何が自分に合っているキーボードなのかわかりません。キーボードでメインに行う作業を分析してみてください。
一日のキーボードの使用割合をメモして、可視化するとわかりやすいです。私の場合は圧倒的にタイピングによる文書作成がキーボードのメイン使用用途でした。ゲームの使用では余程のことが無い限り使用しないとわかったので、その使用用途を基準にしております。
作業スペースを理解する
キーボードを机の上で使用するのか、はたまた膝の上に載せて使用するのか?というキーボードを使用する場所も理解しておいた方が良いです。膝上に置くなら無駄に長くて重いキーボードは邪魔ですし、落下の原因にもなります。
使用用途別オススメキーボード
タイピング
タイピングの使用では、○軸を使用したメカニカルキーボードがおすすめです。軸の種類は実際にタイピングしてみることをオススメします。私は青軸が打ちやすかったのですが、音はチャキチャキと煩いので、人によっては耳障りに感じるかもしれません。
タイピングがしやすいだけで、かなりタイピングスピードが変わってきますし、長時間のタイピングも苦では無くなります。ゲーミング仕様の同時押しに対応するキーボードのほうが、タイプミスも減るので更に軽快にタイピングできてオススメです。
また、次点でエルゴノミクスキーボードもオススメなのですが、癖が強いキーボードなので、これに慣れてしまうと、他の通常のキーボードが扱いづらくなるので変な癖をつけたくないなら使わないほうが良いとも言えます。
指の力にもよりますが、メンブレンなどの重いキーボードは疲れてきますので、オススメはしません。
タイピング用オススメキーボードはコレ
ゲーム用途
ゲームをメインにキーボードを使うならば、ゲーミングキーボードと呼ばれるもので、マクロなどの登録ができるものがオススメです。やたらとデカイキーボードが多いのですが、邪魔なので小さめが良いでしょう。
また、余計なキーがCtrlなどの更に横に付いていたりすると、変な癖が付くので、こういった亜種系のキーボードもおすすめしません。なるべくシンブルなデザインで、高機能なものがオススメです。
値段もピンキリではありますが、PCの温度計測ができるとかのものは、余計な機能とも言えるので(気にする必要のある人は必要なのかもしれませんが)マクロ機能と同時押しがしっかり対応されているものを選べば満足が行くキーボードを選ぶことができます。
次点で左手用キーボードを買ってしまうという解決法があります。主題がズレてしまう上に、別途キーボードとなるので、机の上のスペースも取られるため、人は選びます。また、左利きの人間にも辛いのです。
ゲーム用オススメキーボードはコレ
イラスト、CG制作
イラスト制作では、主にショートカットキーを使いますので、完全に左手用キーボードがオススです。左利きには辛いんですが、なんとか使えないこともありません。私も左利きなんですが、右手で左手用キーボードを駆使しています。
レイヤーに名前をつけることに苦戦していたのですが、最近わ辞書登録でレイヤー名に使う文言を入れたので、ショートカットに頭文字を登録して、辞書登録したレイヤー名を呼び出せるようにしたら、効率が上がりました。
通常のキーボードでしたら、小さめのキーボードがおすすめです。片手でショートカットも届きやすいですし、液タブの上にも置けます。(漫画家の友人はそうしているそうです。)
イラスト、CG制作オススメキーボーはコレ
携帯用
最近はタブレットで使用するためキーボードを携帯するという人もいるかもしれません。携帯用のキーボードにオススメなのは、邪魔にならない上でタイピングしやすいものです。
android系統ならタッチパネルがついていると、マウスの替わりとしても使えて便利です。
携帯、持ち歩きオススメキーボードはコレ
使用用途を見極めて
結局自分自身のキーボードの使用用途を理解していないと、自分に合ったキーボードが見つけられず、コレジャナイ!ってなってしまいます。私も色々なキーボードを使用してきましたが、やっと落ち着いてきたと感じます。
私はエルゴノミクスキーボードに落ち着きましたが、逆に普通のキーボードが使えなくなってきてますので、常時同じキーボードを使うのでなければ、オススメはできません。キーボードはPCの入力機器の中でも、マウスに次いで使用する機器です。
自分に合ったキーボードを選ぶことができればPCを使う上で、快適度も大きく上がります。皆さんが納得の行くキーボードを選ぶ一助になれれば幸いです。