今年6月に購入してから半年経過しましたので、改めて『BenQ ZOWIE XL2411P』の満足度を語りたいと思います。
格ゲーやアクションゲームには欠かせないモニター
144Hzのリフレッシュレートと応答速度1msという性能で3万円程度というお得なゲーミングモニターです。
ゲーミングモニターなんて言っても、そこまで変わらないでしょ?なんて最初は思っておりましたが『モニター一つで、ココまで変わるものか?』という実感を得ております。
まず、私が当時楽しんでいたフォーオナーというゲームですが、敵の攻撃をはじく『パリィ』という動作なのですが、対応できたりできなかったりとバラつきが凄かったのです。
『同じタイミングでパリィしているはずなのに・・・おかしい』と思っていましたが、どうやらモニターの表示がPCの描画処理に追いついていないようで、映像の遅延が起きていたりいなかったりしているようでした。
そして、モニターを変更した途端、パリィが安定して取れるようになったのです。『タイミングが合う』これだけで格段に爽快感が増しました。
更に格闘ゲーム全般、そしてアクションゲームにおいても、この『タイミングが合う』ということが、こんなにもゲームの快適性を上昇させるとは思いもよりませんでした。
とくに格闘ゲームではネット対戦の勝率も上がり、まるで格闘ゲーム全盛期の自分のウデマエが帰ってきたような気持ちになれました。決して強いわけではありませんが、自分の動かしたいように動かしてボタンを押したら即座に反応するということが、こんなに嬉しいものだと実感しました。
TPSやFPSについても、狙ったタイミングで銃撃できるというのは、とても重要なことだと思えます。コンマ1秒を争うようなゲームですと、映像のちょっとしたズレが大きな敗因や勝因に繋がるので、本当にモニターの描画性能は大事だと思い知らされます。
ちょっと気になる欠点
重量がある
ひとつ欠点があるとすれば重量があるところでしょうか、モニターのアームが左右移動はできますが、上下移動が困難になるくらい重いです。たまにアームを触るとモニターの位置が緩やかに下がっていきます。
重量のあるモニターにも対応できるようなアームを買えば良いと言えば良いのですが、モニターの高さを台座で調節してカバーしていれば問題ないのでアームの買い替えはしておりません。
もし、購入を考える人がいらっしゃるなら、アームの耐荷重を確認した方が良いとおもいます。
外観が無骨
以前から思っておりましたが、外観はオシャレではありませんが、昔ながらのモニターという感じなので存在感がありますし、ベゼルも太いのでマルチモニターには向きません。
私は格闘ゲームやアクションゲーム専用と割り切って使っておりますが、3連モニターでカーレースゲーム等をプレイするならば、ベゼルの細いゲーミングモニターをオススメします。
また、アームを使用しなかった場合『モニターの台座がとにかくデカイ』ので、こちらも机上に圧迫感が出てくると思います。
安いゲーミングモニターとしては満足
価格を抑えたかったので、安いゲーミングモニターとしては半年使った結果、格闘ゲームやアクションゲームをプレイする際には手放せないモニターとなりました。
一時期は格闘ゲームでも負けることが多く、プレイに違和感があったのですが、『BenQ ZOWIE XL2411P』にしてからというもの、自分自身のスキルアップに集中できるようになりました。
ゲーミングモニターでそこまでゲームのプレイが変わるの?という方がいらっしゃったら、格闘ゲームやアクションゲームやTPSやFPSには、大きな力を発揮すると思うので、試してみてはいかがでしょうか?