LEGOブロック遊びをしたいけど、スペースが無い、買うお金があまり無いという人に朗報な、PC上でLEGOブロックで遊べるBrickLink Studioというソフトウェアを試してみました。
ちなみに、推奨スペックはWindows7以降ということで大きなスペックは求められていないソフトなのですが、3DCGソフトに近いものがあるので、大きな作品を作る際にはそれなりのスペックは必要です。ソフトは無料でダウンロードできますので、BrickLink Studioのホームページからダウンロードしてください。
ダウンロードは簡単
ソフトのダウンロードは、簡単に行えます。上述したホームページのダウンロードというページから、対応するソフト(2022年8月現在でVer2.0)をダウンロードして、exeファイルを実行することでインストール可能です。
チュートリアルを実行したらあとは作り放題
かたつむりを作るチュートリアルを実行したのちは、あとは作り放題です。自分の思った作品も作れるので、しかもブロックの配色も自分で決められるという最高の状態なので、思い通りの作品を作ることができます。
パーツ構成の理解が大変
まず、このソフトの大変なところは、どんなパーツがどの様に使うことができるのか?を知ることが一番大変だと感じました。関節や車輪のようなパーツも、パーツ毎に組合さなければ意味が無いので、くっつくと思ったら全くくっつかずに、思っていたのと違うような造形になると非常に残念です。
流石に無理矢理接着するようなことはできないので、上手にパーツを組み合わせ、カット(カットは可能)してという作業を地道に繰り返さなければなりません。もう3DCGで作ってしまった方が早いのでは?なんて短気を起こしそうになることも多々ありました。結構難しいので、地道な作業を繰り返す根気は必要です。
Blenderにアウトポート可能
なんと、このBrickLink Studioで作成したモデルはColladaファイルでアウトポートすれば、Blenderで読み込むことも可能です。ただしパーツはバラバラになってしまいますので、再度組み立てする必要があるので、その点だけは注意が必要です。
それでも、自作LEGOを更にマニアックに作りこんで3Dモデリングしたいという人は、Blenderで使用できるメリットはあると思います。
ブロック好きなら楽しめる
実際に手先を使って、LEGOブロックを組み立てたいところですが、家にスペースが無いという人もいると思います。また事前にこのソフトで試行錯誤しておけば、実際のLEGOブロックを使って思い通りの作成をするのにも役立つと思います。とくに多数ある特殊パーツが使い放題なのは、楽しいです。
ちょっとシンカリオンでも作ってみようと思いましたが失敗しました。しかし、慣れて思い通りの作成ができたときには大きな達成感も得られると思います。サイトで作品を共有したりもできるようなので、新たな趣味の一つとしても楽しめそうなソフトです。