VTuberになりたいけどBlender等で3Dモデリングができないという人、Vroid Studioでも面倒臭いという人もいらっしゃると思います。今回は、VRM作成アプリである「セシル変身アプリ」を試してみました。
簡単にVTuberが作れるなら、それに越したことありませんし、私も色々なモデリングに触っておきたいという気持ちもあったので「セシル変身アプリ」をインストールして、VRMの作成と、Blenderへのモデリングの取り込みを行ってみます。
セシル変身アプリのインストール
セシル変身アプリはファンティア(https://fantia.jp/)というサイト内のセシルちゃんファンクラブ (https://fantia.jp/fanclubs/10552)から、ファンクラブ登録をします。無料から有料のプランがあるので、セシルちゃんを知らない人もファンクラブに入ることで、セシルちゃん的なモデリングのVRMを作成するツールである「セシル変身アプリ」をダウンロードすることができます。
有料支援プランに入ると、変身アイテム等の数が増して、思った通りのVTuber(VRMモデリング)を作りやすくなります。
ファンクラブに加入したら【セシル変身α版(無料)ダウンロードスタート!(https://fantia.jp/posts/106140)】というページに移動します。このページの下部に緑色のファイルをダウンロードというバナーがあるので、クリックします。私も最初にこの仕様がわからず『どこでダウンロードしたら良いのだ?』となってしまっておりました。
使い方は別のページに移動【セシル変身アプリ★クイックスタート(https://fantia.jp/posts/102812)】説明を見るとわかりやすいと思います。
キャラ作成をしてみて
無料支援版だったので、ほとんどのカスタマイズは行えませんでしたが、身長や体形くらいはいじれます。おおまかな顔のモデリングはセシルちゃんなので、その点をどう思うか?ではありますが、そもそもアプリの名前が「セシル変身アプリ」なのですから、セシルちゃんの派生的なものになってしまうのは仕方がありません。
ある程度キャラクターをいじって自分好みにできたら、VRMファイルを書き出して終了となります。
VRMの使いココチ
VTuberとしても、VTuber御用達のソフトで通常通り読み込むことができました。Blenderで読み込みましたが、三角ポリゴンで形成されているので、「セシル変身アプリ」作成されたモデリングを変形させることは難しいですが、このモデリングをガイドにしてリトポロジーをすれば良い勉強になると思いました。
セシルちゃん的なモデリングの形状が好きならば、勉強にもなりますし、むしろVRMを3Dモデリングするのは大変なことなので、十分使い勝手の良いアプリだと思います。
ちなみに利用規約(セシル変身アプリのご利用について)にも書かれておりますが、”セシル変身アプリで編集されたものの著作権はあなたにあります。”ということなので、編集したモデルを売っても良いと豪気なことを仰られておりますので、自信のあるモデリングまで昇華させれば、商標利用も可能なようです。ただし「セシル変身アプリ」そのものを売ったり、編集していない素のままのモデリングを売ったり配布したりするということはご勘弁ということです。
私も色々3Dモデリングをしてきてはおりますが、どうしても超カワイイと言えるモデリングができませんので、こういったアプリで3Dモデリングを研究できるのはありがたいと思います。