世間では『約束された神ゲー』と言った触れ込みで、評価も高いフロムソフトウェアのゲーム『エルデンリング』ですが、蓋を開けてみればいつものフロムソフトウェアのゲームで、難易度の高いオープンワールドのゲームでした。
確かに楽しいゲームで、私も時間を忘れて睡眠時間を削って遊んでしまうほどの中毒状態で遊んでおりますが、このゲームは果たしてフロムソフトウェアのゲームを遊んだことのないライトゲーマーの方やダークソウル系のゲームを遊んだことが無い人でも楽しめるのか?と言われるとかなり難しいです。
ついつい、噂だけで手を出して投げ出してしまった人も多いと思いますので、今回は『エルデンリング』の難易度を少しでも下げる遊び方を紹介いたします。ネタバレ要素もありますので情報を全く得たくない人や、難易度の高い状態を楽しみたい人にはオススメしない戦法です。
エルデンリングの難易度を下げる遊び方
教会巡りを行う
エルデンリングは、オープンワールドゲームとなっていて、ストーリーに関わるような場所でなければ移動の制限はありませんので各地にある『教会』を巡っておくと、回復アイテムの回数アップや回復力アップアイテムを取得することができます。(回数アップは教会だけではありませんが)回復手段が乏しいゲームなので、この教会巡りを終わらせておくだけで、回復アイテムの所持数が倍以上になります。
移動に馬を使う
MAPの移動は3つの祝福巡りを終わらせてメリナという少女からもらえる「霊馬の指笛」を使用することで呼び出すことができます。この馬を使えば移動が速くなり、更に高低差のある地形でも馬の固有スキルである2段ジャンプで落下死する危険性も下がります。さらにMAPの端を移動すれば敵に発見される危険性も下がります。メインストリートを颯爽と走りたいですが、強敵に発見される可能性が増しますので、なるべくモンスターの少ないMAPの端を走るようにしましょう。
攻撃に祈祷や魔法を使う
何度かアップデートを繰り返しているものの、ゲーム中フレームレートが安定しないためとくに野外ではパリィがとてもしづらい状態です。近距離戦闘が初心者には遊びづらい状況となっております。ゲームが進行すると祈祷や魔法が購入できるようになってきます。遠距離から攻撃できるため、ヒット&ウェイがしやすく、魔法防御力の無い敵でしたら、経験値(ルーン)稼ぎ高率が大幅に上昇します。また、ドラゴンの力を得る祈祷を取得すれば、雑魚敵には無双に近いパワーを得ることができます。
ドラゴン討伐のオススメは、スタート地点より北東の地にいる白い大きな老いた竜で、竜から見て左手の背後から接近すると近隣に居るドラゴンの攻撃も受けず、ノーダメージで討伐することが可能です。ドラゴンの祈祷は大幅に難易度を下げてくれるため、しばらくは無双状態で遊ぶことができます。
遠距離武器を使う
このゲームは遠距離攻撃に対抗する手段を持たない雑魚敵も多いので、弓やボウガンなどの遠距離武器を使うことは有効な手段となります。ルーン稼ぎをするポイントを見つけたら、こまめに矢やボルトといった矢弾を購入しておくと良いです。
ボス近隣の祝福を見つけておく
ボス戦の近隣には、回復ができる祝福が設置されていることが多いので、祝福をみつけておくと再戦がしやすいです。またボスに気兼ねなく何度も挑むために所持ルーンもアイテムの購入などをしてスッキリしておくと良いでしょう。これでルーンを落としても悔しくありません。
逃げることは恥ずかしくない
無双ゲーではないので、勝てないと思った敵からは一目散に逃げましょう。このゲームでは逃げることは悪いことではありません。そうこれは兵法です。卑怯ではありません戦術です。とくに毒や腐敗といったスリップダメージを敵に負わせるだけ負わせて、相手が力つきるまで逃げまどっても良いのです。正攻法では勝てない敵だって勝てば良いのです。そしてゲームに慣れてきたら正々堂々と戦うということをしても良いのです。勝てば官軍という言葉がありますので、難しいゲームの攻略方法として逃げることも選択肢として入れておくと良いでしょう。
手段によっては初心者でも楽しめる
ソウルライク系のゲームは、敵を倒すだけじゃなく敵をかわして目的地を目指しても良いゲームです。フロムソフトウェアのゲームは初見殺しの多いゲーム性ではありますが、攻略の糸口が多数あります。無双することは難しいですが試行錯誤して攻略方法を捻りだす楽しみのあるゲームなので、考え方や戦法を変えることでエルデンリングは初心者でも十分に楽しむことができるゲームです。正々堂々を貫くために、プレイヤースキルのアップをしても良いですし、上述してきた回り道をしつつ卑怯とも呼べる戦法を使って勝利することもできる、実は間口の広いゲームなので、気になる方や初心者の方やソウルシリーズ未経験の方も手に取ってみて欲しいゲームです。