YouTubeをやってみたいけど、顔出しは嫌だと言う人はVTuberならやってみようかな?という人もいるはずです。しかし、VTuberの本体を作るに当たって、2Dが良いか?3Dが良いか?という事で躓いている人も居るのではないでしょうか?今回はVTuberの素体を作るにあたって2DCGで作成したほうが良いのか?3DCGで作成したほうが良いのか?比較した手間などと、必要なPC環境とオススメのPCを紹介いたします。
VTuberを作る手間とソフト
2DCGでVTuber
VTuberを2DCGから作成する場合に必要となるソフトは、画像編集ソフトであればPhotoshopかクリップスタジオまたはAffinityPhotoといったPSD形式の画像を作成できるソフトが必要です。2DCGをパーツごとに分割してこれから紹介するソフトに取り込むために必要となります。VTuberの元となる画像を作れなければ意味がありません。
VTuberにしたい本体の画像を描いて、各パーツに分解したらら今度はLive2DやCharacter Animatorやえもふりといったソフトで動きをつけて、キャラクターをアニメーションさせていきます。ここまでが2DCGでVTuberの素体を作る作業に必要なソフトです。
作業としては
- 絵を描く
- 絵を分割する
- 絵に骨組みを入れて動きをつける
といった工程が必要です。ある程度絵から自動認識して動きをつけてくれる機能のあるソフトもありますが、微調整は必要です。全工程を外部に依頼すれば数万円はかかることを考えておいたほうが良いでしょう。自分で作成するならば、この手間だけはかかってしまいます。絵を描くことができて、工程に慣れれば比較的簡単に作成することも可能です。
3DCGでVTuber
VTuberを3DCGで作成するならば、VRoidStudioやBlenderやMAYAといったソフトが必要です。MAYAは値段がとてもたかいのでオススメはVRoidStudioかBlenderがオススメです。VRoidStudioは、知識の必要もなく簡単に素体を作成できますが、作ることができるモデルに限界があります。Blenderは意のままにモデリングできますが習熟にかなりの時間を要します。また、動きをつけるにあたってUnity等も必要となってきます。ソフトは基本無料ですが扱うのが難しいことと、PCの要求スペックが格段に上がることがネックです。
VTuberを動かす
素体を作成したら今度は素体を動かす必要があります。VTuberが流行っているため最近は大変多くのソフトが出ております。
使えるソフトは下記のものです。
- FaceRigを試してみた!コイツを使えば手軽にVtuberにも成れそうだ
- 誰でも超お手軽にVTuberになれる「hitogata」を試してみました
- 手軽にVTuberを操れる「3tene」を試してみた
- 手軽にVtuberができる「VMagicMirror」を試してみました
- VTuberツール「RiBLA Broadcast」を試してみた
今まで私が使ってみたものだけ紹介いたしました。まだまだ存在するかと思いますが、動きをトレースするカメラが最低限必要となります。そして、配信機能を持たないソフトはOBS等の配信に必要なソフトも必要となります。
VTuberにオススメのPC
2DCG用 raytrek XV
CPUにCore i7-12700を搭載しグラフィックボードにRTX3060を搭載、メモリも16GBありますので2DCGでVTuberを開始するならば、十分な性能を持っております。
3DC用 SENSE-F069-129-VBX
CPUにCore i9-12900を搭載しグラフィックボードにRTX3080(VRAM12GB)を搭載、メモリは32GBとなっておりますので、高負荷な3DCGを作成するパワーを持っているハイエンドクリエイターPCです。
必要な周辺機器
VTuberをするならば、まずVTuber動きをトラッキングするためのWEBカメラ、そして音声を出すためのマイクが必要です。オリジナルVTuberを作成するならば、2Dと3DのCGを作成するための液晶タブレットがあると良いでしょう。