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PC用のヒットボックス(レバーレスアーケードコントローラー)を自作してみた

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アケコンの中でレバーをボタン式にすることで、レバーよりも高速に、かつ正確に入力することができるヒットボックスという製品があります。

しかし、これは公式のものがとっても値段が高いということもあり、自作する人が後を絶ちません。私も例に漏れずヒットボックスを自作することにしてみました。

>> hitBOX PS4,Switch® & PC対応 レバーレスゲームコントローラー

材料

まず、改造元となるアケコンは以前記事にしたアークシステムワークス25周年記念のアケコンです。シンプルな作りなので改造に適していると思い、こいつをヒットボックスの大本にします。

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そして、天板選び、ボタン選びをします。天板選びはとても苦労しましたが、これはまた別途記事にします。最終的には木版とアルミ板を合わせました。

そして、レバーに変わるボタンは24mmのボタンにしました。30mmのボタンにしようかと思ったのですが、指を合わせてみると、思ったより指が開かないので24mmの方がボタン配置に融通がきいたため、24mmにしています。

レバーをボタンに変更するに当たっては、BROOKの変換器を使っております。レバーのコネクタに付けるだけの簡単オプションです。

>> BROOK Hitbox専用 5pinボタン用ハーネス ケーブル

加工して配置

天板に穴を開けて、ボタンを設置し、あとはレバーに変わるボタンの位置を確認し配置して終了です。ここらへんは木材加工の経験とアケコンのボタン付け替えの経験があれば特に問題はないでしょう。

>> アイリスオーヤマ 電動ドライバーJCD28

使用感想

さて、念願のヒットボックスですが、ガードなどは正確にでき、バックダッシュなどのレバー2回入れ操作も快適です。とくに立ちガードとしゃがみガードの切り替え、ガード方向の表裏の切り替えに関しては抜群の性能です。しそして、波動拳コマンドと昇龍拳コマンドも迅速に行うことができます。ジャンプ操作だけがちょっと違和感がありますが、慣れればいけそうです。

一点問題があるのは、最近メインで遊んでいるGGSTで、メインキャラであるポチョムキンのポチョムキンバスターが2P側では出ないところです。1P側では問題なく出るのですが、何故か2P側では出ずにおりまして、慣れれば出る以前に全く出ない状態になりました。ここは要特訓が必要になる状態です。ポチョムキンを使っていてノーポチョムキンバスターでは、本来の力が全く出せておりませんので、これは、かなり練習を積まねばならぬようです。トレーニングモードで修行し、更にはCPU戦を積み重ね、ヒットボックスを当たり前と感じられるようにしたいと思います。

ちょっと触ってみて正確に操作できるようになれば、きっと心強い味方になってくれると思います。完全に慣れたら、公式のヒットボックスも買ってみたい次第です。慣れこそ必要ではありますが、唐突なガードがしやすいのは、かなりの利点です。どうしてもレバーには挙動の限界がありますからね。

しばらくはランクマも挑めない状態になるかと思いますが、衰えた動体視力などカバーできるくらいにヒットボックスを使いこなせたらと思います。とりあえず簡単に天板交換だけで済ませたような改造ですが、満足度はかなり高い物ができたと思います。

今回良い感じに作成でき、木材の材質でも十分な強度が得られることがわかりましたので、もっと天板の広いオリジナルヒットボックス(レバーレスアーケードコントローラー)を作成しようと思います。