BTO365

BTOパソコン、パーツ、周辺機器、オンラインゲームの情報ブログ

【ネタバレあり】Wildfire クリア後感想!自然エネルギーを魔法に変えて戦う自然派ステルスゲーム

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

f:id:bto365:20210528143811j:plain

Wildfireをクリアいたしましたのでクリア後の感想を書きます。

Wildfireをプレイするために必要なパソコンのスペックは

最低動作スペック

  • OS:Windows7、8.1、10(64bit)
  • CPU:Intel Core i5-2300 / AMD FX-4350以上
  • メモリ:2GB以上
  • GPU:512MB以上のビデオメモリ搭載以上のグラボ
  • ストレージ空き容量:310MB以上

エントリーモデルのゲーミングPCがあれば余裕でプレイが可能です。

www.bto365.net

Wildfireのクリア後の評価

Wildfireの満足な点

  • スキルの成長が楽しい
  • 隠密不殺でも殺戮でもこなせる自由度の高さ
  • 決して無双ではない強さの主人公

Wildfireの不満点

  • ラスボスとの格差

それぞれの感想

クリア時間

f:id:bto365:20210528143825j:plain

Wildfireのクリアにかかった時間は10時間ほどです。ちなみに、クリア後にはスキルポイントを引き継いだ強くてニューゲーム+もありますので、周回で無双する楽しみも味わえます。と、書きましたが基本的に無双するほどの強さはありません。

無双ゲーではなくステルスゲーム

このゲームの主人公は、自然にある素材を使って魔法に変換するので、無限に素材があるような場所でなければ、基本的に何もできません。

自然能力が無限に沸き上がってはこないので、敵を誘導するか予め素材を地道に移動させるくらいしか、無双できる手立てはありません。火と水と木(地らしい)属性を使えますが、火と水は比較的入手しやすいですが、地は有限な場合が多いです。

敵にトドメを刺すことは難しい

f:id:bto365:20210528143835j:plain

基本的に各ステージ目標に不殺が入っていることから、あまり殺生は推奨されておりません。火で焼き殺すよりは、火を見せて逃げた敵が高所から落ちるとか、そういった事故的な殺生が多いです。火(煙による酸欠)や水(凍りによる氷結)や木(ツタで縛る)で相手の動きを封じると、死ぬよりも先に寝てしまいます。酸欠になって寝てしまうのは違和感がありますが、不殺の目標は達成しやすくなります。

寝ている敵も担いで高いところから落下させるとかすれば、なんとかトドメを刺せますが、そこまでしないトドメは刺せません。あとは、シャッターの様な重そうな扉を上から閉めると圧殺することもできます。

しかし、何もないステージでは、敵に見つかって自然エネルギーも無いところは、詰む状態になるので、基本ステルスを行うことには変わりありません。ここでも無双はでき辛いゲームの一因となっています。

仲間を助ける隠密行動が楽しい

f:id:bto365:20210528143846j:plain

このゲームは草むらや積雪であれば、ほぼ100%見つかることはありません。ある意味ザルっぽいですが、音が出たり草むらに隠れたりするところを見つかれば、あっという間にお陀仏することもあります。2D表現で、ここまでステルスゲームを表現できるのは、ある意味秀逸であると言えます。

後半にいくにつれ、仲間を救うステルス要素が増えてきます。能力を駆使して、仲間を隠しつつ、自分も隠れて移動することが楽しくなってきます。敵を倒して無双できない分、この点がスキルの成長を感じるところだとも言えます。一度に何人も運ぶことができないということと、移動の指示に口笛を吹いてしまうので、敵に見つかりやすくなってしまうという要素が緊張感を増してくれて、より楽しめる要素になっています。

この点を作業に感じる人は辛いかもしれませんが、ステルスしている感が楽しい人には楽しめる要素です。

クリア後の総合評価

色々と制約のあるゲームで、無双は難しいゲームですが、その制約とチマチマと敵に罠を張ったりしてステルス素要がとても楽しいゲームでした。不殺が推奨されますが、私はあえて敵を罠にはめるようにして、影牢的に遊んだりして楽しみました。影牢や蒼魔灯が大好きなので、敵を火、水、草(地属性)を使って罠にハメるのがとても楽しかったです。敵の動向を理解すると、どの角度で魔法を見せると、どう驚いて足を滑らせて落下するとか、酸欠状態のときに水に落とすと溺れるということを理解すると、不殺推奨を忘れて楽しめました。

蟻地獄に蟻を落として楽しむ遊び・・・。かなり陰湿ですが、ゲームでしか遊べない遊びをしてしまいます。ちょっとストレス溜まっているのかな?と自分の精神状態を心配しつつ、最後まで遊びきってしまいました。

ステージのクリアにも、自分の考え次第でいくつでもクリアできる道筋ができるので、一度クリアしたステージもついつい再度遊びたくなってしまうゲームです。

私の様にハマる人には、かなりツボを突かれるゲームになるんじゃないかと思えます。バッタバッタとなぎ倒す快感はありませんが、不殺を貫きステルスを楽しむも良し、陰湿な罠を張って楽しむも良しと懐の広いゲームだと思えました。自分だけの楽しみ方ができるゲームは本当に楽しいゲームだと個人的に思っていますので、クリア後のニューゲーム+もあるので、更に違った手段でステージクリアをして楽しんでみたいゲームだと思えました。