ネバエ(Nevaeh)をクリアしたのでクリア後の感想を綴ります。
ネバエのクリアにかかった時間
ネバエのクリアは一周で3時間ほど2周目もやれば5から6時間ほど、コンプリート要素を頑張るならあと、ほんの少し時間をプラスするくらいです。
ネバエをプレイするために必要なパソコンのスペックは
推奨動作スペック
- OS:Windows10(64bit)
- CPU:Intel Core i5-3570 以上
- メモリ:200MB以上
- GPU:AMD Radeon HD 6900以上
- ストレージ空き容量:200MB以上
エントリーモデルのゲーミングPCがあれば余裕でプレイが可能です。
ネバエのクリア後の評価
ネバの満足な点
- 光を使ったパズル
- 可愛いキャラクター
- 軽快なアクション
ネバエの不満点
- ややバグが散見される
- 敵への与ダメージ音が少なく爽快感に欠ける
- 初見殺しギミックも多い
それぞれの感想
可愛いキャラで紡がれる悲壮感あるストーリー
最初は好きな男の子のために戦っているのかと思ったら、最後はなんと操作していた少女が元凶だったという悲壮感溢れるストーリーで、最終的に己を選ぶか、皆を選ぶかという選択を迫られます。エンディングの分岐はその点くらいなのですが、なんとエンディング直前の選択後にセーブされてしまうため、もう一つのエンディングを見るとなると、再度最初から遊ばなくてはなりません。短時間でクリアできるゲームですが、その点はちょっと苦痛だと思えました。さらにコンプリートアイテムもありますが、そこは私は断念してしまったので、フルコンプでエンディングが変わるのかは不明です。流石に3回やる気にはなりません。一回でスッキリクリアにしていただきたかったです。ストーリー的には完全にハッピーではないので、ハッピーエンドが好きな人にはオススメできないです。
楽しいけど物足りないボスバトル
ボスバトルでは、光と影を使ったギミックを使いボスにダメージを与えて行くのですが、ボスへのダメージ音が小さく地味で、しかもジワジワとダメージを与えていくため、爽快感が少ないです。攻略が必要な戦闘が多いので、楽しいのですが物足りないという、ちょっともったいない仕様です。格闘ゲームのガード音みたいな地味な音で、スリップダメージのようにボスの体力が減っていくため、虫メガネで虫に光を当てて焼き殺す的な陰湿なダメージの与え方をしているような気になります。そう演出しているのなら効果は抜群なのかもしれませんが、個人的にはもっとダメージを与えている感が欲しかったです。攻撃を避けていたら、いつの間にかボスが死んでいるというシチュエーションが多かったです。
初見殺しも多いギミックとバグ
このゲームは一発死となる落下もあり、被ダメージも大きいのですが、スクロールで先を見通すこともできないため、「飛び込んでみたら死んだ」みたいな罠も多く、おいおーい!となることも多かったです。また、鍵を取る所があるのですが、鍵を取った状態で死ぬとバグでカギを取っていない状態に戻されるのに、鍵の有った場所からは鍵が消えているということがあり、結局ゲームを再起動しないと戻らないということがありました。他にもそういったスイッチ系のバグが見られたので、「また再起動かよー」ということが数回あったのが残念でした。インディーズのゲームなので仕方が無いとはいえ、テンポが削がれてしまうのは残念です。まぁ値段も安いのでこんなものでしょうと割り切る必要があります。
個人的総合感想
個人的にパズルアクションゲームとしては、結構楽しめたゲームでした。一部バグなどもありましたが、サクサクと進行して、音は残念ですがボス戦も楽しかったです。
あともうちょっとしっかりしていれば、もっと楽しくなったゲームで勿体無いというのが正直な感想です。しかし、値段を考えれば、思った以上に楽しめたゲームであるとも思えます。あくまでインディーズと考えれば及第点のゲームだと思います。
パズルアクションゲーム好きならばしっかりと楽しめると思います。ストーリーは賛否あるかもしれませんが、私は好きです。ただ、もう一つの選択肢を見るために、もう一回同じことをするほど楽しいか?というと疑問が残ります。一周が数時間でクリアできることを考えての周回要素かもしれませんが、それでも2周するのも面倒なゲームではありますし、エンディング直前でセーブされてしまうため、コンプリート要素を取り損なっていると、また最初からになるため、流石に3周は私には耐えられそうにありませんでした。どなたか宝石を全部集めたらエンディングが違うのか教えて下さい(笑)ググれば出てきそうですし、YouTubeに全エンディング集とかありそうですが、流石に2周すると調べる気力もありません。楽しいですが一周でお腹いっぱいと言えばお腹いっぱいになれるゲームだとも思います。パズルアクション好きで悲壮感のあるストーリーが好きならばオススメです。