最近ネットで無料で利用できるGoogleスプレッドシートを共用利用する仕事が増えてきていると感じます。確かに便利なのではありますが、エクセルと違うところなどはあるのか?オフィスソフトにとって代わるものになりえるのか?を書いていきます。
Googleスプレッドシートの特徴
無料で利用できる
Googleアカウントがあれば、無料で利用できるので、コスパはとっても良いのがGoogleスプレッドシートの一番良いところでしょう。なにせオフィスソフトは値段が高いですからね、サブスクリプションサービスでも月額1,300円ほど取られるので、意外に出費として痛く感じます。
ストレージを使用しない
Googleアカウント上の共通ストレージを使用はしておりますが、自分のPC上ではストレージを使用しません。データもネット上で共有しているため、持ち歩きにも便利です。思いついたときにすぐにデータの修正ができます。
関数も使用可能
エクセルの売りである関数なども使用することができます。流石にマクロとかになってくると怪しいところもありますが、ある程度のものは使用できます。
エクセルとの違い
ここからは、Googleスプレッドシートとエクセルの違いを書いていきたいと思います。
ショートカットキー
Googleスプレッドシートは、エクセルで便利なショートカットキーに対応していないところもあります。私はエクセルで日付や時間入力をすることが多いのですが「Ctrl+;」とか「Ctrl+:」といったショートカットキーが使えず、ファっとなることがあります。他にもエクセルで使えるショートカットキーに対応していないことがあり、エクセル感覚で使うと、稀にイラっとすることもあります。
重要なデータの秘匿性
Googleスプレッドシートは、クラウド上のデータ保存で、URLさえ知っていれば誰でも閲覧できてしまいます。つまりURLが漏れたら見放題です。一応パスワードも設定できますが、あまりよろしくはない状態なので、秘匿性の高いデータには不向きだと思います。
重いデータには不向き
一度思い表をGoogleスプレッドシートを使って共有してみたんですが、画面表示が大変重くなりまして使いづらかったです。データ容量の重いものは、エクセルを使った方がスムーズでした。
仕事にはエクセル
まだまだ仕事上ではエクセルの独壇場です。Googleスプレッドシートも良いですけど、秘匿性とか機能面で言うと、まだまだ物足りないものがあります。今はオンラインによるデータ管理も必要になってきているので、ちょっとしたデータのやりとりでしたらGoogleスプレッドシートでも良いのですが、大きなデータや複雑な関数やマクロなどを入れていると、Googleスプレッドシートでは力不足です。
無料ですから、文句を言うのもおかしいですが、やはりしっかりとした仕事をする上では、オフィスソフトを導入しておいた方が良いと思います。ちなみに、安いキングソフトのオフィスもGoogleスプレッドシートと変わりないくらいの性能なので、ちゃんとマイクロソフトオフィスを買った方が無難です。