ボーナス時期ともなると、多くのセールが開催されて、財布の日も緩みがちです。ついつい新しいものも欲しくなり、魅力的に見えてきます。また、最新のCPUやグラフィックボードも価格が落ち着き、交換や増設の誘惑をしてきます。
今回はそんな誘惑に打ち勝つために、私がしていることを紹介いたします。勝率はあまり高くないのですが、散財しがちの人は是非実践してみてください。
情報を詳しく追わない
新しいPCパーツの情報を追えば追うほど、魅力的なものに見えてきますので、情報をシャットアウトするのも手段としては有効です。私はブログを書いて情報収集するたびに購買意欲が高まっているのを感じているので、やはり新しいPCパーツの情報を追わないに越したことはありません。つまり無視することが大事です。そりゃ新しいパーツは昔のパーツよりも進化しているので魅力的で当然なんですよ。あえて魅力を追わないのも一つの手段です。
自分のPCに必要な機能を精査する
仕事やゲームなどの趣味において、今時分がどの程度のPCパーツが必要か？というのを改めて考えてみましょう。PCゲームは最悪60fpsも出ていれば遊ぶことは可能です。仕事においても処理落ちさえしなければ、問題はありません。
動画の録画もストレージに余裕があれば十分なんです。私は、最近動画の編集をしていると、若干重たさを感じるので、メモリを増設しなければならないのかな？とは思ってますが、しかし、細かい保存とメモリリフレッシュで回避できているので、我慢できております。
欲しいパーツの一段階上のパーツを買う
ギリギリの性能のものを買うと後で物足りなくなって後悔することが多いので、たとえばRTX3070で十分だけど、RTX3080を買っておけば、後々になっても、自分のグラフィックボードのスペックは1段階高いものを選んでおいたのだから余裕余裕というゆとりが持てます。どうしてもカツカツの性能のものを買うと段階アップしたくなってしまうものです。
また、ギリギリの性能のものを懐のお金ギリギリで買うと、結局カツカツな状態の繰り返しになります。一度余裕のもてる懐具合になってから余裕を持って余裕のあるパーツを購入すると、心も落ち着きますし、新しいパーツの誘惑にも勝てるような余裕が心に生まれます。余裕余裕としつこいですが、余裕が余裕を呼ぶのです。
安いからと言って買わない
このパーツがこんなに安くなっているぞ！ということで、手を出しがちですが、だいたい価格が安いだけで買ったものは大事にしないし不必要であることが多いのです。なんとなく手元にお金があると財布が緩みがちで物欲だけを満たしがちですが、本当にその物は必要ですか？ということを考えてみましょう。
2ヶ月待ってみる
ここまで自制できれば、ある意味我慢できるとも思われますが、だいたい物欲の波は3ヶ月の波で襲ってくるので、3ヶ月になる2ヶ月程度経過した生活で、「あれ？意外に無くても平気だぞ？」ということを実感しておきましょう。
しっかりお金を貯めて必要なPCを買う
私が我慢の方法をここで説いたのは、『買うな』というわけではありません。本当に必要か？ということを今一度考えてほしいからです。また、PCパーツの交換は楽しい作業ですが、実はなんだかんだ後から交換する手間も増え、結局高いものについていると感じることもあります。
私も安いPC本体を買ってグラボだけ交換したら機能不足で結局マザーボードを買い替え、さらにSSDやらHDDを増設やら買い替えをし、今になってメモリが欲しくなってます。こんなダラダラと交換をするくらいなら、結局お金をしっかりためて、ハイエンドゲーミングPCを買っていたほうが安くあがっていたのです。
こんな後悔はみなさんにして欲しくないのです。まぁ、交換やらなにやらも経験上としては楽しいですが、長い満足を得るならば、ガッチリとハイスペックまたは、ハイエンドモデルのゲーミングPCを買っておいたほうが、後々発売されるPCパーツの誘惑にも打ち勝ちやすいです。
まだ、私も今のところRTX3080をすぐにでも交換しなきゃ！という気にはなっていません。そこは、RTX2070を購入しておいて良かったところなので、なるべく高い性能のPCパーツを買っておいたほうが良いところでもありますね。もし、どうしても新しいPCパーツの誘惑に襲われている人は、上述した4つのことを実践してみてください。
