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AMDとintelのCPUの性能と価格が逆転!まさかの時代に突入

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CPUでは、性能のintel、価格重視のAMDと言われていた時代があったのがウソのように、今ではAMDのCPUこそ性能重視で、intelのCPUの方が価格が安いという、少し前の常識が覆される時代がきてしまいました。イッツァカルチャーショック!

Ryzen登場

2017年に登場したRyzen CPUで、コア数とスレッド数に大きな差を広げだし、AMDどうしちゃったの?と世の中を震撼させました。今までのAMDのCPUと言えば、お値段がお安めでそれなりの性能だったものが、このRyzenシリーズの発表で、AMDスゲー(語彙力なし)という状態に陥ったものです。

止まらないAMDの躍進

その後も、AMDのRyzenシリーズの躍進は止まらず、圧倒的な性能をつきつけてきます。それでもPCゲームはintelが最適化されているし、まだまだintelの時代さ・・・。という状態もありました。しかし、先日発売されたRyzen5000シリーズの発売で、圧倒的な性能を見せつけ、とうとうゲーミングPCでの性能もintel超えを果たし、名実ともに、性能のAMDという状態になりました。

価格が逆転

つい数年前までは、コストで選ぶならAMDだよね!だったのですが、今やコストで選ぶintel CPUとなってしまい。性能で選んで懐が許すのであれば、高性能なAMD CPUを購入すべきという逆転が起こっております。まさにどんでん返し。以前はRyzen 5あたりがコスパの良いゲーミングPCに重宝されていた気がしますが、今ではコスパの良いPCにCore i5を搭載し、ハイエンドゲーミングPCにはRyzen 9でしょ!という状態です。数年前の私が、そんな事実を聞かされたら『またまた~(笑)』となってしまいそうですが、今現実ではその状態になっています。

現在の価格差

現時点(2020年12月)のものですが、Core i9とRyzen 9のCPUを比較したら、Ryzen 9の方が2万円以上は価格差がついています。そして、i7とRyzen 7シリーズ(5000番台)でも、同様に価格差が出てきてしまっております。私が3700Xを選んだときには、Core i7も高いな~、なんて思って選んだものですが、今では完全に、『価格を抑えるならCore i7の方か?』という状況になっています。

今後のintelに期待

AMDも長年の苦境を脱して、今この状態になっているわけですから、長い間、『intel入ってる!』と1番のシェアを得ていたintelさんですので、これからの巻き返しに期待したいです。つい1世代前までCPUの脆弱性なども問われていて、1番のシェアに陰りが見えたからこそ、ここが踏ん張りどころではないでしょうか?

できれば、intelにもAMDのようにソケットを長く使うことができて、多様性に富んだ、また、性能の良いCPUを生み出して欲しいと思います。こういった逆転があるからこそ、市場が回って、良いものが生み出されるわけで、価格もさらに安くなればユーザーとしては、万々歳です。今後のCPUのシェア争いも楽しみにしつつ、性能が良くてコスパも良いCPUが生み出されてくれることを祈ります。