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Ryzen 5000番台は3000番台と何が違う?どれだけ性能アップしているのか

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満を持して発売されてAMD社の最新CPU Ryzen 5000番台が発売されました。しかし、このCPUは、前世代のRyzen 3000番台と比較して、どの程度の性能アップが成されているのか?買ったほうが良いのか?などの情報を調べてみました。

最近、私は最近はPCを自作するまでは、しなくなっていますが、なんだかんだマザーボードなとパーツ交換するなど行っているので、性能が良ければCPUの交換をしても良いかな?なんて考えてもいます。

Ryzen 5000番台の特徴

まず、最初にリリースされたモデルは、5600X、5800X、5900X、5950Xです。現在3700Xを使っている私からすると、親近感が湧いて比較もしやすい5700Xが発売されておらずちょっと寂しいです。

そして、今回の5000番台の特徴はCPUの設計であるアーキテクチャが、ZEN2からZEN3へと移りました。設計そのものが見直されて性能がアップしております。

ボトルネックの解消

アーキテクチャが変わったことにより、CPUコアへのアクセスが高速になり、ボトルネックが解消されたことで、ゲームの処理能力が向上しています。

L3キャッシュの容量増加

ZEN2では1コア、16MBだったL3キャッシュへのアクセス容量が、32MBと2倍の容量になりました。2倍になったから2倍の性能というわけにはいきませんが、ゲーム上で1.2倍程度の性能には上がっており、フレームレートの向上がきたいできます。

ハイエンドCPUではintel超え

今までゲーミング性能ではいまひとつ性能をはっきしてこれなかったAMDのCPUですが、ZEN3アーキテクチャになったことで、ハイエンドモデルである5900Xや5950Xでは、intelのCore i9シリーズを超える性能を叩き出しているようです。ここらへんは、最近のPCパーツを扱うメディアなどにも取り上げられています。

全体的に高値になった

高性能になったぜ!やったぜ!と思うところもありますが、AMDのCPUはリーズナブルなお値段が売りだったと思うのですが、性能が上がったためか、値段の方までintel超えを果たしてきました。いつもintelよりも安いくて、コスパも売りの1つだったと思うのですが、最近はAMDのCPUのシェアも上がり、性能が良いことが世間に知られてからは、あまり安売りはしないようになってしまいました。確かに性能が良いので見合った価格なのですが、昔と比較するとギャップで割高に見えるということが起こってます。

もう少し待っても良い

Ryzen3000シリーズでコスパの良いことで人気の3700Xや、エントリーモデルとしても重宝する3600の後継パーツの発売がお預けになっているので、これらのCPUが発売されて、その価格が素晴らしくコスパの良いものなら、即座に購入しても良いかもしれません。

今のところ発売されているのは、ハイエンド仕様のものがメインで、5600Xがコスパ重視のものですが、正直5600Xではなくて、5600無印でも良いのかなと思います。エントリーモデルでオーバークロックする人がどこまで居るのかわかりませんが、私は少なくとも3700Xでオーバークロックまでしようと思ったことがありません。最近は設定も簡単だしリスクもそこまでありませんが、昔はオーバークロックしてCPUが熱暴走したなんて話があったので、どうしても抵抗があったりなかったり。

とりあえず、5000番帯にすることで、性能が上がることはわかりましたが、火急に必要か?というと個人的にはそうでもありません。マザーボードは一応X570モデルなので、対応はしているので、価格が見合ったら付け替えても良いかな?程度の状況です。個人的には、どちらかというと、メモリの方を増設したい気持ちのほうが大きいです。 しかし、これから新PCを購入することを考えているならば、Ryzen 5000番台を搭載したゲーミングPCを選んでおいた方が後悔は少ないでしょう。