先日、Ryzen4000シリーズが発売されました。高いCPUの性能と、新しい内蔵グラフィックボードであるRADEON GRAPHICSにより、高い描画性能を有しています。
性能はいかほど?
各性能は、公式と各PC関連のサイトをチェックすると、下記のとおりです。
Ryzen 7 PRO 4750G
- コア数:8
- スレッド数:16
- クロック数:3.6GHz
- ブーストクロック数:4.4GHz
- L3キャッシュ:8MB
- GPUコア数:8
- GPUクロック数:2,100MHz
Ryzen 5 PRO 4650G
- コア数:6
- スレッド数:12
- クロック数:3.7GHz
- ブーストクロック数:4.2GHz
- L3キャッシュ:8MB
- GPUコア数:7
- GPUクロック数:1,900MHz
Ryzen 3 PRO 4350G
- コア数:4
- スレッド数:8
- クロック数:3.8GHz
- ブーストクロック数:4.0GHz
- L3キャッシュ:4MB
- GPUコア数:6
- GPUクロック数:1,700MHz
共通点としては、TDPが65WでPCIe 3.0 x24レーンとなっています。ちなみにゲームでの性能は、この3つを比較した場合は、そこまで数値が変わるような大差は無いようです。
また高解像度、高画質が売りであるようなゲームにおいては60fpsを超すフレームレートを維持するならば中画質か低画質を選ぶ必要があるようです。ものによっては低画質オンリーの場合もあります。
購入の際の注意点
対応チップセット
ソケットこそAM4ですが、対応チップセットがX570かB550となっているため、最新のマザーボードにしか現状取り付けることができません。マザーボードを新たに買わなければならないという出費が必要になる場合があります。
グリスとクーラーも必要
これも対応するマザーボードを新規で買う場合は、CPUクーラーとグリスも別売りになるため別途購入する必要が出てきます。基本単価は安いCPUではありますが、マザーボードとグリスとCPUクーラーまで揃えるとなると結構な出費です。
用途としては?
GPU内蔵CPUとしては、高いクロック数に多くのコア&スレッドを保有しているので、そこまでゲームするわけではないし、グラフィック性能もそこまで高いものが必要ではないというユーザーには重宝するCPUです。
イラストや写真加工などでは活躍できると思いますし、私もイラスト作業用のサブPCを作るなら、今度はこのCPUで良いなとすら思えます。
むしろ最近になってゲームキャプチャーする暇もなくなったので、先日購入したX570マザーに、このRyzen4000シリーズを付けてサブPCとして、交換前のB350マザーに戻しても良いかな?なんて思ってしまうほどです。
PCが2台あった方が作業的に便利なこともありますし。なんて妄想をしてたら、ちょっとアリかな?とすら思えてきたので、計画の1つとして考えてみたいと思います。
と、それ以外にもPCゲームをガチガチにやらないライトユーザーにもオススメできるゲーミングPCとしてもコスパの良いものとしてオススメできると思います。低画質や中画質でしたら、大体のゲームも60fpsは出せそうです。
CPUとしても高い性能を持っているので満足度は高めなので、ライトユーザーなら買っても後悔しないCPUであると言えます。ヘビーユーザーにはサブPC用にも良いと思えますし、ちょっと欲しくなってます(笑)