PCの電源選びですが、基本的に大き目の容量を選ぶことが推奨されております。メーカーなどは使用する電気の約2倍という容量を推奨したりしていて、流石にそれは多すぎではないのか?と思うこともあります。
私のゲーミングPCも500W電源が付いておりますが、負荷の高い作業をしても熱暴走なんてことは起こりません。これは最近のゲーミングPCのパーツも省エネ仕様になっているからだというのも考えられます。
PCパーツ全てが全力では動かない
さて、電源が大き目な方が良いという根拠に、全てのPCパーツがフル稼働するような状況が長く続けば、電源に負荷がどんどんとかかり、更に温度も上昇していきます。しかし、それでも全てのPCパーツがフル稼働するような状況にはならないと思います。
負荷の高いPCゲームをしたとしても、グラボとCPUはフル回転していても、メモリやSSDやHDDまでは毎度毎度MAX稼働はしません。
ゲーム中にずっとファンが唸っているような状態を維持するってことはあまり無いと思います。ゲームしながら動画の編集をしつつ、CGを描いて、表計算するような人がいればフル稼働するかもしれませんが、人1人がそこまでPCを酷使するか?と言ったら難しいと思います。
24時間フルでマイニングしつつ株価でも見ているとPCフル稼働なんてことは起こるのでしょうか?
常時使うような仕事や身分の方なら大き目
上述したように、PCを24時間フル稼働させて休ませる暇の無いような使い方をしなければ大丈夫と書きましたが、そうではない方もいらっしゃいます。
ずっと動画を編集し続けたり、3DCGを作ったり、そんな人ならもしかしたら電源もフル稼働となり負荷も大きいので大き目の容量を使った方が安心はできるかと思います。
電源を高負荷の状態で使えば熱に弱い部品などが劣化していきます。一番劣化の原因に挙げられるのがコンデンサですが、昔はコンデンサが膨らんでしまって壊れることが多かったようで、良い電源パーツは良いコンデンサを使っているため壊れにくいということがあるようです。
PCの使用状況による
私も現在1日12時間以上はPCに向かっていることもありますが、ゲーム中でもそこまでファンが音を立てるようなことはありません。たまにフアーーーン!とPCが唸りを上げるのは高画質設定にしたボーダーランズ3とかの大手ゲームくらいです。
最近は主に2Dアクションしか遊んでいないので、ファンが大人しい状態です。やはりパーツが良い物を使って高い負荷であっても結局は、使う人次第ということがあると考えられます。結局PCの電源ですが、大き目の容量を購入する必要がある人というのは、それだけPCに高負荷な仕事をさせているかどうか?だと思います。
SNSを見たりYouTubeをそこまで高画質でもなく、ネット巡回をしているくらいではそこまで各パーツの温度も上がりません。そして熱を出すパーツと言えば、グラフィックボード、CPU、メモリ、SSDです。
このパーツにそれぞれ負荷をかけすぎなければ、電源に高負荷を与えることは無いでしょう。PCを操作している際にファンがずっと回転していてるようなことをしている人は、大き目の電源を入れると良いです。
そこまで負荷の無い作業をする人はギリギリの容量の電源でも問題無いでしょう。しかし、局所的でもPCの電源が耐えられないような負荷を断続的に与えるのでしたら、大き目の容量の電源を買うべきです。