最近、マニュアルなどに描くイラストを内製で済ませようとしましてWacom One等を購入したわけですが、リモートワーク明けで仕事場に行くと思いがけないことが起こりました。
なんと、自宅で描いていたイラストの発色が、仕事場のPCの色合いと全然違うのです。自宅で描いたイラストは仕事場のPCではクスミきったスモークがかった色になっていました。
え?マジ?という状態で、これでは仕事場のPCが悪いのか自宅のPCが悪いのかもわかりません。仕事場のPCに色合いを合わせると、自宅では覆い焼きレイヤーのような色になります。
これでは、どうしていいのかわからないので、色合わせの基準を設ける必要が発生しました。
モニターが悪い?
モニターの色を合わせると言っても、制作会社によって発色は違いますし、更に使う個人の好き好きな設定になっているので、この色がいい!ということで合わせても、印刷してみたら違うなんてことは多々あります。
昔、イラストではない仕事をしていたときには【地獄のような色合わせ作業※】をアナログで行っていましたが、今またそんなことをしたくはありません。
※ 印刷したプリンターの色と、カラー見本を合わせアナログで調整するという作業でした。全ての色が合うってことが無いので、一回一回色を変更してRGB値を色見本に書き足していくという・・・思い出したくもない作業です。
できればデジタルで、【これで良い】という基準は欲しいところです。責任転嫁というか依存もできますしね(笑)
キャリブレーターの存在を知る
モニターの色合わせ調節で調べるとキャリブレーターという機器があるようです。モニターの色合いなどをソフトウェアを使って、しっかりと調整してくれるというものです。
この機能があるカラーマネージメントモニターを購入しちゃおうか?なんてことも思いましたが、EIZOのものは結構なお値段がしてますし、安いBenQのものでもそれなりのお値段です。
>> BenQ カラーマネージメントモニター ディスプレイ SW2700PTの詳細
しかも、そのモニターだけが色合いが良くても他のモニターの色合いは直せないので、全てのモニターに使えるものというと、キャリブレーターを別途購入するということが手っ取り早そうです。
キャリブレーターで調べるとDataColorというところのSpyder Xというものが有名で価格が手ごろなようです。もうひとつX-riteというところのも出てきますが、こちらはちょっと手が届かなさそうです。
Spyder Xの購入を考える
Spyder XはAmazonなどで購入できるようです。しかもラッキーなことに、2020年6月1日~7月20日の期間に対象の商品を購入したら付属品(結構な値段のもの)が貰えるキャンペーンを行っているようです。
個人的にはSpyderCHECKR24が欲しいところでしたので、普段この様なキャンペーンが行われているのかわかりませんが、ラッキーなタイミングだったと思います。
Spyder Xの動作環境
一応確かめてみましたが、Windows7以降で動作しますし、メモリも1GBで動作しますので、動作環境的には問題なさそうです。
当月中に欲しいキャリブレーター
今回リモートワークなどをするようになって、まさか自宅と仕事場の色合いの違いが気になるようになるとは思いませんでした。
同じ液晶モニターに買いそろえるなんてこともすぐにはできませんので、キャリブレーターの購入を早々に行わなければいけないようです。
自分の目だけを信じても良いですが、あまりに自宅と仕事場の色合いがかけ離れていたので、自分の目も疑わしく思えます。キャリブレーターを買ってみて、これが標準色だ!と言える色をまず手に入れていければと思います。