PCはやりたいことが色々できますが、【やりたいこと】【やれること】が沢山あるので、どれも中途半端になってしまうことも多いと思います。
どんなことでも結構ですが、やり始めたら一度は【完成】を目指すことをオススメします。何故完成を目指すか?ということを書いていきたいと思います。
【完成】の区切りが大事
プログラム、イラスト、3DCG、動画等、とにかくPCでできることは沢山ありますが【完成】に持っていくまでが大変です。
そして、何を持って【完成】とするのかの区切りが必要です。仕事でしたら納期などもあり【完成】していなくても【完成】に近い形で終わらせることもあると思います。
とくに趣味で臨んでいると【完成】が見えなくなってしまいます。しかし、【完成】させることというのは大変大切なことです。
なぜ【完成】させることが大切なのか?というと【完成】まで取り組まないと【反省】も生まれません。
【完成】という目途がないと、大体【やれることしかやらない】ということになりがちです。【完成】という目標があると自分ではできなかったスキルアップにも取り組めるようになります。
例えばイラストであれば、こういった構図のイラストを作りたいと思ったら【完成】するまでしっかりとデッサンに勤しんだりすると思います。
【完成】に持っていかないとなると、この手の描き方がわからないから、この絵は途中で他の絵にとりかかろう・・・となってしまいがちです。
なんでも【完成】を目指さないと、新しい取り組みにも取り組まず挫折しやすいのでスキルアップが見込めません。
反省から新しい取り組みにつながる
上述した【完成】から、『ココができなかった』という反省点を見つけることが大事です。
反省から、新しい取り組みと改善点を見出さないと、いつまでも同じミスを繰り返してしまいます。
ミスを恐れてチャレンジしないと、一向に成長は見込めません。失敗は成功のもとです。
とかく人は失敗を恐れてしまいますが、能力が向上する人は、ミスはしますが、そのミスを改善するポイントを理解し、そして反省を活かして自分を改善できる人が成長する人だと思います。
【完成】から反省を見つけることが大切なので、やはり【完成】しなければ反省点も見つけられません。
勉強するべき点を理解できる
【完成】させるためには、自分の実力を測る目も養われます。この目が養われれば、【完成】のために勉強するべきポイントがわかります。
これは【完成】を目指せばこそです。イラストであれば落書きなんかは、自分の書けるものしか書かないので、一向に実力はアップしません。
カメラも構図を考えて【完成】写真撮影しないと、同じ写真ばっかりになり飽き飽きしてしまいます。
自分の次のステップアップに必要な勉強店を理解することが【完成】には必要なので、【完成】を目指すことで勉強する点が見えてきます。
達成感が大きい
【完成】を目指すと、【完成】したときの達成感が大きいです。
適当に臨んだものには適当なだけに達成感も少ないですし、稀に完成にしても良い作品が生まれてもそれは副産物であって【完成】を目指したものではありませんのでラッキーですまされてしまいます。
最初から【完成】を目指す方が達成感を多く得られるので、困難に臨んだ後の【完成】は涙を流すほどの達成感も得られるでしょう。
達成感を得られれば、また再度【完成】を目指したくなるのでモチベーションも上がりやすいです。
完成を目指さないと【やっつけ仕事】にもつながる
クオリティの高い【完成】を目指さないまま、適当にゴールラインを決めてしまうと【こんなものでいいか】と妥協してしまいがちになり【やっつけ仕事】になりがちです。
私も気力が湧かないときに【完成】とまではいかないで適当にキリをつけてしまうと【やっつけ仕事】で趣味も仕事も終わらせてしまって、結局最終的にはモチベーションの低下につながります。
【やっつけ仕事】を繰り返すと自分に対する評価も下がってしまいます。【自分はこんなもの】って自分を値踏みしてしまうのはよろしくないことです。
ただし、あまりにも高い【完成】を目標にしても、モチベーションが下がり過ぎて、放棄につながってはいけませんので、ここらへんは適度な【妥協ではない完成】を目指すようにしてください。
私も、色々な趣味にPCを活かして臨んでいますが、プログラミングは【完成】まで持っていけず放置してしまっております。
やはりしっかりと【完成】まで持って行ってるイラスト作りや写真撮影は長続きしておりますし、自分自身のスキル向上も感じられてます。
どこを【完成】とするかは難しいですが、自分の中でちょっとずつでも【完成】の敷居を上げつつ、趣味や仕事にPCを活かしていくと良いと思いますので、なんでも作りだしたら【完成】を目指してみてください。