音声編集ソフト『CyberLink AudioDirector』を使ってみました。
CyberLink AudioDirectorの動作環境
最低動作スペック
- OS:Windows7、8.1、10(64bit)
- CPU:マルチコア Intel プロセッサー以上
- メモリ:4GB以上
- GPU:128 MB 以上の VRAM搭載のPC
- ストレージ空き容量:1GB以上
完全に音楽編集のみであればそれなりに性能のあるPCなら十分起動できます。
CyberLink AudioDirectorができることと使用した感想
私が購入したのはサブスクリプションサービス内で使えるAudioDirectorです。
AI ウィンドノイズ除去
マイクに入ってしまった風切り音を除去する機能です。最近のビデオカメラは風音をある程度防ぐ機能があるので、大きな効果はわかりませんが、古いビデオは威力を発揮しました。
ただし、バイクや自転車なんかで走る動画なんかは風切り音などがするかと思いますが、そうではない動画ならそもそも必要無い機能かと思いました。
オーディオ修復ツール
様々なノイズを除去する機能です。除去できるノイズの種類がかなり多いので、逆にどれがどれだかわからないっていう問題がありました。
ボーカル変換
音楽のボーカルの声質を変換する機能です。男性、女性、ロボット、また自分のオリジナル変換なども作ることができます。
しかし、この機能はかなり微妙でして、あまり綺麗な音の変換は成せていないと思いました。
実際に使用してみて
上述した機能以外にも色々な機能があります。中でも録音と逆再生機能が楽しく感じました。
新型コロナウィルスにて外出自粛の状況だったので、有名な曲を歌って録音した曲を逆再生して、何の曲か当ててもらうという遊びをしました。
なかなか家族にも好評でしたが、『なんでアンタの声なの?』と言われました。しかし、原曲そのまま逆再生にすると声でわかっちゃうんです。そこがネックです。
あとは、古いビデオの音を調整してクリアな音質にしてみるなどが楽しかったです。
あまり耳が良い方ではありませんが、有ったら有ったで中々良いソフトだと思えました。