PCゲームのネット対戦を行う際に、ネット回線のダウンロード速度とかアップロード速度などを気にするかと思いますが、もうひとつ気にする数値としてPing速度というものがあります。
Ping速度(ピン速度)は、サーバーに送った信号が自宅のPCへと帰ってくる数値になります。この数値は応答速度とも呼ばれ、モニターの映像が表示される数値にも使われています。
単位はmsでミリセコンドということで1000分の1秒になります。このPing速度の数値が少なければ少ないほど快適です。
Ping速度はどれくらいが快適?
Ping速度が少なければ少ないほど良いって言われておりますが、一体どれくらいが良いのか?ということですが、
基本的には50ms以下になるようにしたいところですが、できれば一桁台が嬉しいところです。しかし、こればかりはネット回線次第というところもあります。
無線回線などでしたら電波状況にもよるところがありますので、無線LAN回線やテザリングでのネット対戦が敬遠されるのは、このことからになります。
Ping速度は計測できる?
一応計測はできますが、計測サイトは、計測サイトとの行き来の数値になりますので、ネットゲーム相手では全く違う数値です。
ゲームによってはPing速度を計測する機能もありますし、対戦後に回線の数値などが出るゲームがあります。フォーオナーなんかは表示されていて100を超えるような人との対戦は、残像とか分身が見えたりしてまともな対戦になった覚えがありません。
基本的な数値測定は、FAST.comとかSourceForge Speed Testなんかでも行えます。
私も試験的に行ってみたら、応答速度は1桁台をたたき出しました。ネット対戦でラグのあることは、ほとんど無いですし、わざわざ有線LANを敷設した甲斐もあったというものです。
有線LANと速い回線を準備
今後5Gとかになれば無線でもブイブイ言わせられる時代になるのかはなってみないとわかりませんが、今のところ対戦ゲームをするなら、やっぱり有線LANで回線を敷設したいところです。
私も以前は有線LANではなく無線LANを使っていた時期がありましたが、対戦ゲームをするのも苦痛でしたし、PS Nowなんて使えたもんではありませんでした。今は有線LAN(と言ってもカテゴリ5eですが)のおかげで快適なネットワーク対戦環境が得られております。
もしも、有線LANなのに対戦で遅延があるような環境でしたら、このPing速度まで気にしてみると良いかもしれません。フォートナイトやPUBGであれば、表示させることも可能です。
フォートナイトは、プレイ中の設定で【ネットデバッグのステータス】という項目をONにすると表示されます。あくまでフォートナイトでしか適用できない数値ですが、無料で遊べるゲームですし人気のゲームなので目安にはなりやすいかと思います。
ちなみに我が家はauひかりを使用しております。他にもドコモの光とか、NURO光が回線速度的に速いと言われているようなので、参考になれば幸いです。また5Gの世の中になったら変わってくるかもしれませんが、今現在でしたら有線LANがオススメです。