ROCKETRONを遊んでみました。
ROCKETRONをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows7、8.1、10(64bit)
- CPU: Intel Pentium3 1GHz 以上
- メモリ:2GB以上
- GPU:グラフィック機能を搭載したCPU以上のグラフィック機能
- ストレージ空き容量:500MB以上
CPUにグラフィックチップのあるPCであれば余裕でプレイが可能になりそうです。エントリーモデル以上のゲーミングPCがあれば快適なプレイができるでしょう。
ROCKETRONの評価
ROCKETRONの良いところ
- パワーアップなどがコンスタントに行えるので成長要素が楽しい
- セーブポイントで回復しないので道中に緊張感が継続する
ROCKETRONの気になったところ
- ダッシュ移動が無く成長しないと移動が怠い
- ダメージをうけると武器も一緒にダメージをうけ使えなくなることがある
- 回復手段が乏しいので全開する戻し作業が大変
それぞれの感想
グラフィック
スーパーファミコンライクな16bt的なドット絵です。それほど美麗というわけではありませんが雰囲気はあります。
操作性
操作が独特でコントローラー操作をすると、LTがメニュー画面だったり決定がXボタンだったりと、うむむ?ってなる操作です。
ダッシュもRTだったりと、コントローラー操作に慣れるまでは戸惑いました。1ステージ目のボス敵くらいまでは、まったく操作に慣れず、やられてしまうことも多かったです。
ゲーム性
メトロイドヴァニアで武器やダッシュなどのエネルギー制限があるというゲームです。
武器エネルギーは敵や罠でダメージを受けることでも減ってしまいゼロになると、ある程度の時間が経過するまで使えなくなってしまいます。
武器エネルギーの回復も敵が落とすエネルギー体なのですが、使えなくなった武器を回復することはできないので、使える武器でボス敵にダメージを受けて武器が使えなくなるということが起こると最悪です。
また、このゲームはジャンプとダッシュができるんですが、ジャンプは低く1キャラ分しか飛びません。そしてそのジャンプを補うのがロケットダッシュなんですが、燃料がすぐに切れるので二段ジャンプとしても心もとないです。
ゲームが進行して、パワーアップしないと、まず移動からして苦痛であることが多いです。
そして、最後にこのゲームはセーブポイントで体力が全快しません。この手のゲームはセーブポイントが癒しなのですが、セーブポイントはあくまでセーブであって癒しポイントではないのです。
この様に、このゲームはメトロイドヴァニアだけど、メトロイドヴァニアの常識的な部分は覆されているので、あれれ?と思わされることも多いです。回復はあくまで敵からのドロップであるエネルギー体というストイックなゲームです。
爽快感・達成感
武器が強くなり、ある程度移動速度も速くなると快適になってきますが、それまでは結構なマゾゲーです。
爽快感はかなり少ないゲームであるといえます。達成感を得たいならこのゲームは難易度高めなので味わえると思います。
このゲームはオススメ?
メトロイドヴァニア好きからも、かなり異端な感じをうけるので、一風変わったメトロイドヴァニアが遊びたいならオススメです。
しかし、難易度が高いというか、体力を回復するにも敵のドロップを集めるなどの戻し作業が大変なので、そういったことが嫌いな人にはお勧めできません。
個人的総合感想
一風変わったメトロイドヴァニアとして遊んでみましたが、なかなか楽しくはありますが、ストレスは結構たまる作りです。
とくにダッシュエネルギーが少ないので、快適にササっと移動することができません。序盤はかなりのモッサリ感なので『くぬぅ』と奥歯をかみしめるような状況です。
ある程度進行すると、任意にステータスをパワーアップできるので、最初のうちは移動ステータスを上げると快適になると思います。
グラフィックはそれほど美麗ではありませんが、ボスの敵ロボは結構格好いいので見ていて楽しいです。
サクっとパワーアップして無双するわけでなく、じわじわと成長する楽しみがあるので、探索好きな人用のメトロイドヴァニアかと思えました。
ボス敵は最初は操作に慣れるまでは苦戦しましたが、操作に慣れてしまえばそこまでは苦労しません。比較的躱しづらいような攻撃はなく攻略はしやすいです。
このゲームは一気に回復というのができないので、一度やられてしまうと地道な回復作業を強いられます。さらにセーブする状況もHPがギリギリですと、その状況からセーブをロードすることになりかなりキツイ状況になります。
花はないですが、地道に楽しめるので、コツコツとやりたい時に楽しみたいゲームだと思いました。