PC版のControlを購入して、思いのほか楽しめております。なんだか日本語訳がイマイチとかいう評価をうけているようですが、PC版ではそもそも日本語訳がありません。(2019年末現在)
そしてストーリーもかなり解りづらいゲームですが、そんなストーリーはさておいて、私はかなり楽しめたControlの良いところと言えるべき魅力を語っていきます。
Controlの魅力
魅力その1:爽快な超能力バトル
このゲームは最初は銃撃と近接の吹き飛ばし超能力しか使えません。ある程度進行すると付近のオブジェクトを超能力で引き付けて標的に向けて飛ばすことができるようになります。
ここからがこのゲームが面白くなり、銃のリロードも時間チャージなんですが、銃のリロード中に超能力、超能力のチャージ中に銃撃と織り交ぜて戦略を立ててバトルします。
更にこのサイコキネシスにスキルポイントを振り分けていくと、敵のとばしてきたオブジェクトやミサイルやグレネードを敵に向かって投げ返すこともできます。
こうなるとかなり楽しくなってきます。普通に石などをサイコキネシスでぶつけるよりもミサイルやらグレネード、そして爆発するようなオブジェクトを敵にぶつけると爆発し大ダメージを与えることができます。
また、HPの減った敵を投げ飛ばすというスキルも覚えるようになると、ある程度ダメージを与えてトドメにポイっと他の敵に投げつけたりするのもまた楽しいです。
こんなハチャメチャ超能力バトルを行えることがとても楽しいです。ただし失敗すると痛い目を見るので、そこは慎重さが求められるのもこのゲームの良いところだと思います。
魅力その2:楽しいMAP探索
このゲーム、メインストーリー以外にもサブミッションがあり、このサブミッション探索も楽しいゲームになります。
MAPが階層分けされていないので、とても見づらいのが難点なのですが、それでも建物を歩き回って未知のエリアを散策するのは楽しいです。
どうやったら行けなかったこの場所に行けるのか?なんて考えたり、また新しい超能力を覚えてから行けるようになったりというのも楽しいです。
メトロイドヴァニア的な側面も持っているのが、このゲームの良いところの一つだと言えます。
魅力その3:収集要素
一応収集要素として、ファイルなどを探したり宝箱を探すなどの要素があるので、そういったものを探しているのも楽しいです。
また、武器等に付属するアイテムなんかも敵からゲットすることができますのでハクスラ的な楽しみがあります。
ラストバトルあたりには、かなり強いレアアイテムなんかも得られるので、結構大変ではありますが挑戦したくなる魅力があります。
魅力その4:アーティスティックな雰囲気
基本的にビル内部を探索するゲームですが、異界化したビルは赤を基調とした異空間になっていて中々禍々しくアートな味わいを出しています。
更に空中に人は浮いているわ・・・。おかしなお経のようなブツブツとした呟きも聞こえます。そんな世界をフォトモードで撮影するのは結構楽しいです。
物語が進行すると主人公が飛べるようになるので、その能力を駆使してのフォト撮影は中々味があります。グラフィックが褒められたゲームだけあって、奇抜なセンスにうける刺激は中々のものがあります。
魅力その5:クリア後も楽しめる
メインストーリーをクリアしても、サブミッションを探したりハクスラを続けたり、衣装を探したりなんて楽しみがあります。
とくに超能力が色々解放されるとできることが増えるので、そんな自由になった状態でも更に探索が楽しめるのは楽しいです。
また、サブミッションでしか得られない超能力もあるので、そんな取り損ねてしまった超能力をゲットするのも楽しいのです。
アクション好きなら遊んでみて欲しい
ストーリーはいまひとつ解りづらいのでオススメはできませんが、上述した5つの魅力にハマれそうと思うのであれば遊んでみて欲しいゲームです。
まだPC版は日本語対応されていませんが、どうやらPS4とかでも日本語ローカライズはいまいちみたいなんで、なんなら英語で楽しんじゃっても変らないと思います。
私も英語でなんとなく楽しみましたが、まぁ専門用語とかあって、よくわかんないけどバトルが面白いからいいや(笑)で楽しみました。
考えるよりも感じろ!超能力だけに?なんて感じて楽しめる人は是非遊んでもらいたい作品です。