HDDの転送速度ですが、接続ケーブルの差によって変わるのか?という疑問があったので計測してみることにしました。
まず、計測に使用するソフトは『CrystalDiskMark 6』を使用してみることにします。
HDDの速度の違い
HDDをUSB3.0とSATA接続のもので計測してみます。どちらも同じ500GBのものです。
まず、SATA接続のものを計測してみると読み込み106MB/Sで書き込み111MB/Sでした。
そして、USB3.0接続のHDDは読み込み111MB/Sで書き込みが112MB/Sでした。結果を見るとあまり変わらないようです。
HDDとSSDではそこまで接続方法の差ではあまり性能が変わらなかったようです。
SSDでも試してみる
折角なのでSSDでの速度計測もしてみることにしました。ただしSSDはSATA接続が480GBのもの、USB3.0接続は120GBです。
まずSATA接続のSSDの計測結果は読み込み158MB/Sで、書き込みは180MB/Sでした。
そしてUSB3.0接続のSSDの方は読み込み230MB/Sとなり書き込み229MB/Sとなっていました。
え?USB3.0接続の方が早いのかな?と思って、一応SSDの仕様を確認してみることにしました。
SATA接続に使用したSSDはADATA製品のもので読み込み520MB/S、書き込み450MB/Sという性能がうたわれているものです。
そして120GBのSSDはSAMSUNG製のもので読み込み540MB/S、書き込み520MB/Sという性能のものでした。
このちょっとした性能の違いが影響したのか、SSDの性能を引き出す上でUSB3.0の方が具合が良かったのか?というのは疑問が残ります。
ゲームの読み出しについて試してみましたが、スターウォーズのインストールをしてみましたが、USB3.0で起動に1分15秒、SATAで1分30秒ほどとなり、そこまで大きな差はありませんでした。
NVMe接続に期待
HDDでは、とりあえずSATA接続とUSB3.0接続ではそこまで大きな差はありませんでした。SSDは数値的な差はあったものの、ゲームなどでは驚くほどの差は得られていません。しかし、HDDとSSDとなると違いはありました。
今後新しいPCにしたらNVMe接続のSSDを搭載したものにすると思いますので、どこまでの読み込み・書き込み速度の違い、また実際にゲームを読み出す作業において違いが出るのか期待したいです。