レイトレーシング機能を搭載したNVIDIAのグラフィックボードRTXシリーズが発売され、もうすぐ1年になろうかとしております。
私も今年の5月にRTX2070を購入しておりますが、正直レイトレーシング機能を使って恩恵があったか?というと『ない』と言い切れてしまいます。
しかし、最近マインクラフトがレイトレーシング対応するなど、やっとこレイトレーシング機能が脚光を浴びる世の中が訪れるかもしれません。
レイトレーシング機能を活かしたゲームラッシュがくる?
最近の発表でマインクラフトを始め、『ウォッチドッグス:レギオン』『サイバーパンク2077』『Call of Duty: Modern Warfare』などがレイトレーシング機能対応になるようです。
とくにマインクラフトは映像美が劇的に変化するように感じます。マインクラフトにこんな映像美を求めているかは微妙なのですが(笑)
この映像を見ると、ちょっとレイトレーシング機能を試したくなります。やけに天使のハシゴ(雲からの光)が沢山かかっていて、綺麗なのか、空気汚れているのかわからりませんが、映像的には神秘的できれいだと思えます。
グラフィックはゲームの面白さにつながる?
映像美が素晴らしいとゲームの臨場感が上がるかと思いますが、最近のアサシンクリードの様な景色を見ながら放浪するソロプレイゲームであれば恩恵は大きいと思います。
しかし、オンラインで多人数で遊ぶゲームはレイトレーシング機能を使ってフレームレートが落ちてしまうと、あまり恩恵は無いのかと思えます。一緒に対戦している人や共闘している人からしたら、グラフィックが良くても恩恵はありません。
よりPCパワーが必要になる
レイトレーシング機能を使うとなると、よりPCのパワーが必要になります。個人的には4K映像よりも高い性能が必要になるのではないか?と感じます。
現にレイトレーシング機能を使うバトルフィールド5なんかは、映像美は流石ですが、まともなフレームレートが出ない印象でして、アクションゲームにはレイトレーシング機能を使う意味がいまのところ見出せないのです。
ハイエンドゲーミングPCくらいの性能を持たないとレイトレーシング機能を使って快適なフレームレートを得るのは難しいので、敷居はとても高いと思えます。
一応レイトレーシング機能を所有していないグラフィックボードでも、レイトレーシング機能を使うアップデートがありましたが、レイトレーシング機能を使ってもまともに動かないのが現状のようです。
この映像美がどこまでゲームに生かされるか?必須なものなのか?によってレイトレーシング機能の意味が出てくると思います。
NVIDIAとしては、レイトレーシング機能を売りたいので、今後対応されるゲームが増えるかもしれませんが、どこまでレイトレーシング機能に対応してもゲームに与える影響が少なくなるかがカギになるかもしれません。
私はアクションゲーム好きなので、フレームレートが落ちてしまうとつらいので、レイトレーシング機能はソロプレイゲームで使ってはいきたいと思います。今後どれだけのゲームがレイトレーシング機能に対応していくかわかりませんが、折角RTX2070を所有しているので、レイトレーシング機能対応のゲームには機体していきたいと思います。
レイトレーシング機能対応ゲームの時代がきてくれると、それはそれで嬉しいかもしれません。