実写みたいなキャラクターデザインと、簡単操作で遊べる対戦格闘ゲームFighters Legacyを遊んでみました。
Fighters Legacyをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows7、8.1、10(64bit)
- CPU:Intel Core i5(3.6GHz)以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 1060以上
- ストレージ空き容量:10GB以上
推奨動作スペック
- OS:Windows7、8.1、10(64bit)
- CPU:Intel Core i7(3.6GHz)以上
- メモリ:16GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX1070以上
- ストレージ空き容量:10GB以上
ミドルスペックのゲーミングPCがあればプレイが可能になりそうです。ハイスペックゲーミングPCがあれば快適なプレイができるでしょう。
Fighters Legacyの良いところ、悪いところ
Fighters Legacyの良いところ
- 懐かしささえ感じる実写のようなグラフィック
- 簡単操作で格闘ゲームの中では敷居が低い
- ノーマルCPUも適度な強さ
Fighters Legacyの悪いところ
- わかりづらい当たり判定
- コンボが少ない
- 投げの間合いが広すぎて全員ザンギエフ
総合感想
久々に、大手じゃない格闘ゲームに手を出してみましたが、意外に楽しめた作品です。まず実写みたいなキャラクターが全員濃いです。
操作性
私はアフロヘアーのジミーが見た目一発で気に入ったので、使ってみることにしました。一応必殺技コマンドで波動拳コマンドと竜巻旋風脚コマンドのパンチとキックそれぞれ技が出るのですが、このゲーム必殺技がとくに強いわけではありません。
操作も独特でレバーニュートラルで弱攻撃、レバー前入れで中攻撃、後ろ入れで強攻撃となります。下段には強弱はないようでした。とにかく操作が簡略化されています。また超必殺技としてパンチとキック同時押しがありますが、これも強い技ではありません。
パンチとキック以外にはダッシュボタンと投げボタンがあり、近年複雑化する格闘ゲームに反して、本当にシンプルな操作で技が繰り出せます。
ゲーム性
技が少ないので、あとは技の当たり判定次第ですが、悪くはありません。押し付けられるような強い技はなく、間合いによって同じ技でも強かったり弱かったりと『間合い』管理の大事さがわかるゲームです。
日本の格闘ゲームが逆に押し付けが激しいと思えるくらい、ヒットボックスは考えられているように思えます。ただモーションがヌルヌルしすぎているのと上段か下段かわかりづらい当たり判定をしている技が多いように思えました。
必殺技が正義ではないので、この間合いではこの技・・・この攻撃が良い、しかし技に技を合わせられるとまた違う・・など一応考える余地もあります。ボタン連打では、間合いの外から出した手足に攻撃を入れられることも多いので、気を付けたいゲームです。
そして、このゲームの投げが異常に強いです。投げられるとなるとザンギエフのスクリューパイルドライバーくらいの吸い込みを見せることがあります。え?そこから吸い込まれるの?という投げをCPUに何回かくらいました。
かといって投げが絶対かというと、打撃を重ねれば投げの判定は負けてしまいますので、コンボを上手に止めて敵に投げの隙を作らせない状況管理が必要となります。
爽快感・達成感
ノーマルCPUは程よい強さで、序盤はボタン連打でも勝てますが、中盤やボス?らへんになると、しっかりと間合い管理する必要があります。〇〇の技を出していれば勝てるということもありません。
なにより、必殺技で飛び道具を使うなんてこともないので、波動拳昇竜拳で飛ばせて落とすなんていう戦法もありえません。
地道に敵に技を決めて、ときにはコンボが入れば最高!というゲームです。大きな爽快感とかはありませんが、地道に敵を倒す達成感はあるゲームだと思います。
このゲームはオススメ?
ちょっと格闘ゲームはやりたいけど、キャンセルとか長いコンボを覚えるのが苦手ならやってみても良いと思います。
また1990年代の格闘ゲームブームの中でB級やC級のマニアックな格ゲーが好きなら遊べると思います。必殺技を出せずに戦った初代ストリートファイター1にも似ている気がします。
オンライン対戦は無いので、友人と『なんじゃこりゃ(笑)』と言いながら楽しむとよいでしょう。あと敵をKOすると目がかっぴらいたままなので、少々気持ち悪いので、実写系の映像が好きでないのならオススメはできません。
真面目に戦っているのに、何故かコミカルに見えてしまうゲームなので、そんなシュールな雰囲気と、地味な格闘ゲームが好きな人にはオススメできるゲームです。意外に楽しめます。