大手のゲームですと有名声優などを起用し、豪華フルボイス!ということを売りにしているゲームもあります。しかし、ゲームにとってフルボイスが良い効果をもたらすか?と言ったら、そうではないとも感じます。
昔は音声がついただけでテンションが上がりましたが、最近は逆に下がることもあったので、その点について書いていきたいと思います。
ちなみに、アクションゲームでキャラクターが掛け声的な声を出したり必殺技を叫ぶ程度のものはフルボイス扱いはしておりません。
フルボイスのデメリット
ゲームのテンポが悪くなる
テキストであれば読んだだけで送るところをフルボイスにすることで、なんとなく『聴かなければならない』気持ちになってしまうことがあります。
基本的にムービー全部スキップ派なのですけど、ボイスが付くことで煩わしくなって、スキップしてしまうこともあります。
想像とのギャップ
テキストですと、勝手にこんな口調でこんな声で喋っているという妄想ができるのですが、フルボイスにすることで想像しているキャラと違うとギャップが出てしまうことがあります。
また、シミュレーションやRPGでの勝ち台詞なども付けられていると、とくにおとなしいキャラクターなんかが敵を倒して声を上げて喜ぶ様を見ていると戦闘狂に見えてしまって怖いです。
演出が寒くなることがある
これは好き嫌いかもしれませんが、ボイスがあることで重要なシーンが寒く感じることがあります。無駄に力が入ったボイスのせいで演技に感じてしまって思い入れが入らないことも個人的にあるんです。
私が空気読めないだけかもしれないですが、やられている人がグワーとか言ってると『いや、グワーッて(笑)』ってなってしまうことがあります。
あと『ようそんなにベラベラ喋る余裕あるよな~』とか、文字では感じないことを感じてしまうことがあらいます。
ボイスがあったら嬉しいゲーム
しかし、ボイスがあったらあったで嬉しいゲームもあります。下記にボイスがあった方が良いゲームを紹介してみます。
恋愛ゲーム
これは攻略キャラなどが喋っていた方が魅力的なので、ボイスがあった方が良いと思います。フルボイスの方が感情移入がしやすいです。
声もキャラクター性のうちのひとつなので、声が気に入らないだけで攻略しないってのも十分アル要素だと思います。
格闘ゲーム
格闘ゲームは長い台詞もありませんし、戦闘狂でも問題ないのでフルボイスでも問題ありません。
適度もしくはオフ機能が欲しい
フルボイスシーンのムービーなどスキップさせてくれるゲームが増えておりますが、基本的にボイスはオン・オフが選べると嬉しいと思います。アニメ系のお客様の得るためになんでしょうけど、アニメ絵&声優推しのゲームは敬遠したくなってしまいます。
声はあってもヤァ!とかフン!くらいで良いと思ってしまいます。更に声優分だけゲーム代が高値になってしまうのでしたら、それもどうかと思ってしまいます。
日本の市場的に必要なお客様が増えているのかもしれませんが、要らないという層もおりますので『ボイスオフ機能が欲しいな』と思う今日この頃です。