既に3DS版でプレイしたこともありますが、
PC版 Zero Escape 刻のジレンマをプレイしてみました。
Zero Escape 刻のジレンマをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows7以降
- CPU:Intel Core i3-530以上
- メモリ:4GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX650またはAMD HD 7700 以上
- ストレージ空き容量:4GB以上
推奨動作スペック
- OS:Windows7以降
- CPU: Intel Core i5-3570K以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX650またはAMD HD 7700 以上
- ストレージ空き容量:4GB以上
エントリーモデルのゲーミングPCで十分プレイが可能になりそうです。
【PC版】Zero Escape 刻のジレンマの良いところ、悪いところ
【PC版】Zero Escape 刻のジレンマの良いところ
- 大画面で迫力のある映像を楽しむことができる
- 脱出パズルは適度な難易度でやりごたえがある
【PC版】Zero Escape 刻のジレンマの悪いところ
- フルボイスがゆえにテンポが遅くなってしまう
- 前作2つをクリアしていないとわけがわからない
総合感想
極限脱出シリーズの3作目であり、集大成でもあるゲームです。しかし、キャラデザインが前作2作から変わってしまうなど、ファンとしては『なんで?』というところもあります。
私としては前作である『善人シボウデス』の方が良くできていると感じます。今回の作品はとにかくムービーシーンが多く、しかもテキストで台詞を送ると後のテキストムービーまで送ってしまうことがあります。(一応新規テキストはスキップしない設定もあります。)
この面でとてもテンポが悪く微妙な状況です。PC版になって、大画面でプレイできるので、ちっちゃくて見づらかったギミックなどがわかりやすくなっていて助かります。
キャラも大きく表示されていて、ムービーシーンをじっくり見る余裕があるのであれば楽しむことができますが、総じて冗長に感じるので、テキストだけスキップしてしっかりと話を楽しむモードも欲しかったです。
一応あとからログを見返すこともできますが、それをするのもちょっと面倒だとは思います。また肝心のストーリーは分岐が多く、いちいち全員失敗をしなければならないというルートを通る必要があるなど、面倒に感じる部分も多かったです。
オールスキップモードにしてしまえば、そこまで苦痛には感じませんが、やらされている感は拭えない状況もありました。脱出パートはこのゲームの肝なので、この脱出パズルが楽しめない人でストーリーだけ見たいという人には煩わしく感じるかもしれません。
しかし、もともと脱出ゲームであるので、脱出パズルを解くやりごたえはしっかりと存在しております。私はこの手のパズルゲームは大好きなので、興味があるのであれば3部作全て順を追って楽しんで欲しいゲームだと思います。
1からニンテンドーDSで発売されているので、若干タッチ操作的な部分もありますが、カーソルでもなんとか楽しめるゲームになっています。
今購入するとなると、定価では割高感がありますので、セールにて値下がりする際にトリロジーパックを購入することをオススメします。
オールクリアにはだいたい30時間かかるかな?という程度ですし、スキップを多用していけばもっと時間も短縮できるかと思います。広げた風呂敷をたたむのは難しいけど、前作2作の謎を知りたい!という人は、購入してみて欲しいゲームです。
ゲームオーバーになってもすぐにリトライできますので、苦痛なところは少ないゲームです。脱出ゲーム好きなら買いだと思います。