大型連休やまとまった休暇にやっておきたいのが、長年放置しがちのHDDやSSDのデータバックアップです。
最近はHDDやSSDのデータ容量も増え、バックアップを行うにも半日や1日がかりになってきました。そんなデータバックアップをできるだけ早く行う方法を書いていきたいと思います。
最速のバックアップ方法
なるべく高速の接続方法を選択する
PCの外部接続を使う
eSATAという規格もありますが、最近はUSB接続が主な外部接続となります。最近はUSBの接続方法も増え、接続方法によりデータの転送速度が変わってきております。USB3.0も当たり前となりUSB3.1といった規格も出てきております。更にUSB3.2という規格も発表がありました。
HDDやSSDのデータをバックアップするにあたり、外付けを使うようでしたらなるべくUSBの規格を最新なものにしておくべきです。転送速度が向上すればそれだけデータの移行が速くなります。
しかしPC本体に、対応するUSBの規格を備えていなければ意味がありません。古いPCですとUSB3.1規格に対応していないこともありますので、気を付ける必要があります。
PC内部接続を使う
PC本体内蔵で使われる接続規格です。HDDで主に使われておりましたが、最近ではSSDのデータ転送速度を活かすNVMe接続という規格も使われおります。
しかしNVMe接続もマザーボードが対応していなければ意味がありません。私も古いマザーボードを使っていてNVMe接続に対応していないのでマザーボードを買い替えたいところです。
データバックアップソフト
バックアップしたいデータを普通にコピー&ペーストしても良いですが、バックアップを助けてくれるソフト等を使うとより作業効率を上昇させることができます。
フリーソフトを使う
データを丸ごとバックアップする際には、クローンソフトを使うとデータ転送速度がアップします。私がSATA接続のSSDのクローンで120GB容量で20分くらいかかりました。
他にも、フリーソフトでデータコピーを支援しているソフトもあるので、そういったソフトを使うのも一手ではあります。
データ整理も小まめに行う
小まめなバックアップをすると、必要なデータと不要なデータを選別する良い機会になります。定期的なバックアップをすることで、データ消失の危険性も少なくなります。
データ転送速度が遅いとバックアップする作業も億劫になるので、作業効率を上げるためにハード側とソフト側にて少しでも改善を図ると良いでしょう。