ゲーミングPCも性能によってピンからキリまで値段が変わってきます。下は数万円から上は十数万円、種類にわければ比較的手の出しやすいエントリーモデルから価格も性能も天井知らずのハイエンドゲーミングPCがあります。
今回は、ゲーミングPCを購入するにあたって『価格』という観点から、満足度を考察してみたいと思います。
※ あくまで個人的な意見ですので、参考までにしてください。
価格別に見るゲーミングPCの満足度
~10万円
10万円までで購入できるゲーミングPCはエントリーモデルと分類されるものが多いです。グラフィックボードに値段を全力投入しても良いかもしれませんが、ボトルネックとかが心配になります。結局後々にCPUやメモリを交換&増設しないといけなくなるでしょう。
この価格はPCゲームを楽しんでみたい、試してみたいという人向けのゲーミングPCと言えます。そして、値段が安いので低画質でFPSやTPSや格闘ゲームを高いフレームレートで遊ぶという割り切った楽しみ方もギリギリできるかもしれません。
アーケードコントローラー代やゲーミングモニター代にも資金を継ぎこむことを考えれば、そういった選択肢もあるな~と思えるゲーミングPCです。
家庭用のゲーム機との格差はそこまで感じないので、満足度がそこまで高いとは言えないかもしれません。
10万円超~15万円
エントリーモデル内で性能の高いモノもしくはミドルスペックのゲーミングPCが購入できる値段になってきます。
家庭用ゲーム機とも画質で差をつけられ、FHD画質であれば、中画質~高画質設定でも60fpsを超える設定が可能になってきます。ゲーミングPCの素晴らしさがそれなりに味わえる価格帯です。
VR機器にも手をだせる環境も整えられます。PCゲームにハマってしまう人は、ハイスペックまたはハイエンドが欲しくなってしまうことでしょう。
ゲーミングPCを買ったという満足度はかなり高いと言えます。私もミドルスペックのゲーミングPCを所有しておりますが、購入当初は家庭用ゲーム機との画質の違いとヌルヌル動く高いフレームレートに悦に入ったものです。
15万円超~25万円
所謂ハイスペックゲーミングPCと呼ばれるゲーミングPCに足を踏み入れる値段です。FHDでしたら最高画質でもヌルヌルのフレームレートである60fps~144fpsが期待できます。ゲーミングモニターやらFHDを超えるWQHDモニターにも手を出したくなる性能を得られます。
4Kを考えなければ、十分の高い性能が得られるので、FHDで十分という人には、ある意味満足の到達が得られるゲーミングPCが購入できる金額です。
値段がそれなりに高いだけあって、この性能を持ったゲーミングPCを購入しておけば、かなりの期間、満足感を継続できるでしょう。
25万円超~青天井
ハイエンドゲーミングPCと呼ばれる部類のゲーミングPCです。上を見るとキリがありませんし、ハイエンドに手を出しているあたりコアな人だと思います。
30万円を超えるようなハイエンドゲーミングPCであれば、2019年までの発売のゲームであれば4Kで60fpsを超えるフレームレートも維持できるようになるでしょう。
しかし、青天井なだけあって、一瞬の満足を得ても、もっと最新の高性能パーツを試してみたい!と欲が出てくるパーツマニアになりそうな金額帯でもあります。
人は一度『最高』を経験すると欲求が止まらなくなってくるのも事実です。さらにグラフィックボードを2台搭載するようなゲーミングPCに手を出すようになると止まらなくなりそうです。
満足度は高いですが、満足度が長く継続するかは、その人の欲求次第ではある金額帯だと思います。しかしこの金額がすぐに出せる人なら、内部パーツの更新頻度は高くなりそうです。あくまで私の偏見ではございます。
自分の遊びたいゲームに適合したゲーミングPC選び
色々なゲームを遊び、家庭用ゲーム機との差を実感したいという、私の価値観と偏見まみれの見解です。PC版のマイクラが遊べればいいって人であれば十分エントリーモデルのゲーミングPCでも満足はできるでしょう。
PCで遊べるゲーム全般を高画質で快適なフレームレートで遊びたいという人であれば、やはりハイスペックゲーミングPC以上があると安心して遊べると思います。
私もミドルスペッククラスのゲーミングPCを所持しておりますが、そろそろ推奨環境にパーツの名前が挙がり、起動してみるとムービーでカクカクするところがあると、不安になってくることがあるので、やはりもうちょっとお金をつぎ込んでハイスペックゲーミングPCにすれば良かったかな?と思うことが多々あります。
人は環境に慣れきってしまうと新たな欲求が湧いてくるので、満足の継続期間は人それぞれかと思いますが、やはり高性能なものは、それだけ満足を得る充実期間も長いです。私もそれなりの価格を出したものは長く大事に扱うし、後悔の念も少ないと感じます。
あと『コレくらいの価格でいいや』『我慢すればいいでしょう』と妥協したときほど満足度が早めに薄れてしまう気がします。