人間の環境適応能力には、いつも驚かされることが多いのですが、最近また驚かされることがありました。
以前、家族のノートPCが壊れたため応急処置でGPD Winを進呈したのですが、2ヶ月経過してから『貰ったこれ、意外に使いやすいわ』という言葉をいただきました。進呈しておいてなんですが『マジ・・?』と思ってしまいました。
人は慣れる生き物
私はどちらかというと『環境改善につとめて浪費してしまうタイプ』なのですが、GPD Winを譲った家族は『浪費をせずに自分を環境に合わせるタイプ』なのです。そして、進呈したGPD WinをノートPCの様に使いこなしていました。さらに驚きなのが『面倒だから』という理由で、別途進呈したモニターとキーボードも使わずGPD Winを操っておりました。
流石にマウスはマウスで操作した方が良いのかマウスだけは接続しておりましたが、あのGPD Winの小さな画面の中でワードで書類を作成していたのです。文字も打ちづらい、あの本体についているキーボードで文字入力しておりました。『アンビリーバボー』思わずそう呟いてしまいました。
『目痛くならんの?』と聞くと『意外にイケる、会議にも小さい鞄で持っていけて便利』というファンタスティックな回答もいただけました。自分には考えられません。しかし、これだけのことを言ってもらえたらGPD Winも本望?じゃないでしょうか。ミニゲーミングPCがコンセプトだった気もしますが
あの小さい画面でカチカチと書類を作り上げている様は、なかなか奇妙でしたが人は頑張れば何にでも慣れるもんだなぁと感心してしまいました。『私ももっと環境に自分を合わせる努力が必要かもしれない・・』と考えさせられました。
GPD Pocketを薦めてみた
『実は、このちっちゃいパソコンの、もっと使いやすいタイプがあってな』とGPD Pocketをオススメしてみたところ『いや、それ買うなら新しい普通のノートPC買うでしょ?』と至極全うな回答をいただきました。
確かに出費が嫌だからGPD Winを使いこなしている家族に、GPD Pocketを薦めてみた私がバカだったと思いました。先ほど考えを改めたはずの環境に慣れるという思考が根付いていない証拠ですね。
データ保存はmicroSD
家族は進呈した外付けHDDを使っていませんでしたので、データはどうしてるのかを問いただしたところ、『microSD入るみたいだし、ワゴンの安い32GBを使っているからヘーキヘーキ』との事でした。データもエクセルやワードファイルとちょっとした画像しか使わないから大丈夫なのだそうです。一応MicroSDカードをHDD化することもできるのですが、家族にはそういう設定は不要なようです。
意外に使えるらしい
他にも動画を見たり、ネットサーフィンしたりと、普通にPCとして扱っているようで『寝ころがりながら使えるから意外に便利』という言葉をいただきました。家族の適応能力に感心するとともに、GPD Winも意外にイケるんだな~と感心してしまいました。
全く使われないよりは良い傾向であるので、家族にはGPD Winを使い倒していただければと思っております。しかし、あのキーボードは扱い辛いと感じていたのですが、家族が器用に文字入力していて感心するとともに信じられないところでもありました(笑)
人間使う気になれば、なんでも使えるものだということを改めて感じたので、私もプログラミング等を環境のせいにせずに頑張って勉強したいと思わされた出来事でした。