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ゲームの『ヤリコミ要素』と『縛りプレイ』について考えてみた

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ゲームの売り文句で『ヤリコミ要素』と呼ばれるモノが挙げられることがあります。

この『ヤリコミ要素』ですが、私にとっては違和感のある言葉であります。それは何故か?と言われたら、ヤリコミ要素は人に与えて貰うものでもないのではないか?と私は思ってしまいます。

与えられたヤリコミ要素

最近ではゲームには『実績』やら『トロフィー』なるものが導入されて『〇〇という要素の取得』『■■を倒した』『全てのエンディングを見た』と言ったお題が出され、それを取得して『やりこんでいる』とされる事があります。

たまに『これは大変だな・・・』という実績もありますが、この実績要素は無理難題に近いモノはあまり多くないと思います。これは実績が解除できないと実績収集家に苦言を呈される場合もあるからだと思います。

しかし、私はこの実績取得=ヤリコミと言われるのは違和感があります。古い人間なので、実績というものを提示されなくても、ヤリコミは自分で見つけるモノだと思っているからです。

私は、『実績』というものを用意されても、逆にワクワクが無くなります。急に『ピローン!実績を取得しました』と言われても『あ、そうだんだ・・。』という気持ちしか湧きません。

だいたいのゲームで取得する『実績』は最低限のものしかありません。天邪鬼なので人に与えられたヤリコミは違和感しか無いのです。

人に与えられないヤリコミ

昔はヤリコミと言っても、人から与えられる要素は少なく、自分なりに『こうしてみよう』というプレイを模索したものです。

有名なものではバイオハザードをナイフ一本でタイムアタックでクリアをしてみたり、RPGならLVをできるだけ低く、MAX4人パーティのうち1人だけで魔王を倒してみたりしていたものです。

私もRPGでしたら低レベルパーティで装備を紙装備にしてクリアしてみたり、アクションゲームでしたら、敵を最小限にしか倒さず成長要素を一切使わずクリアするということをしてみたりしておりました。

しかし、この様なプレイスタイルは最近では『縛りプレイ』と言われております。ヤリコミというと長時間遊んで実績を100%解除という認識な気がします。

『ヤリコミ要素』も人それぞれの価値観で変わってくるので『ヤリコミ』の定義は幅広いと感じました。

私は『縛りプレイ』が好き

結局はヤリコミの認識は人それぞれだと思います。長時間遊んでることを『やりこんでるね~』と表現されることもあります。

私はどちらかというと『プレイヤースキルを上げる』こと=『ヤリコミ』と感じているので、『縛りプレイ』を『ヤリコミ』と考えてしまっております。きっと私はゲームに『歯応え』や『達成感』を主に求めているので、そういう傾向なのでしょう。

楽しむ要素

最近『実績コンプリートをしているからやりこんでいる』という言葉を聞いたので、私なりに感じたことを書いてみました。

今回『ヤリコミ要素』と『縛りプレイ』について考えましたが『実績収集』でも『縛りプレイ』でもゲームは『人それぞれプレイ環境に合わせて楽しんでいけば良い』と改めて考えてみました。

あくまで、自分の価値観の見直しということですが、疑問に思った事も何故だろう?と考えると自分の気持ちに決着が付いてスッキリするものだと思いました。