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コス集めの仕様で炎上したデッドオアライブ6の良いところと悪いところを語ってみる

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2019年3月1日に発売した格闘ゲーム「デッドオアライブ6」ですが、発売後からコスチューム収集要素の仕様にて炎上しました。

苦行と言うべきコスチューム集め要素

ある意味デッドオアアライブ(以下デドアラ)シリーズの売りのひとつでもあるコスチューム要素なのですが、今回デドアラ6ではプレイするキャラクターのコスチュームを集めるために以下の仕様があります。

まず、作りたいコスチュームの設計図を集める(必要な数値は200~1000ポイント)必要があります。そして、発売当初は、DOAクエストというお題をこなすモードで200~400くらいの設計図のポイントがキャラクターの指定なくランダムで集めることができます。

そして、200~400くらいのポイントはランダムで既存の設計図に振り分けられてしまいます。更にキャラクターも選べないので、運が良くないとお目当てのキャラクターの設計図なんて集まりません。しかもこのDOAクエストモードも有限です。

他のモードで集められるポイントはオンライン対戦で通常2とか・・・そしてキャンペーン期間で20くらいという仕様でした。もうこんなの絶対集まらない!という状況でした。ちなみに設計図を集めた後に、オーナーポイントというゲーム内通貨でコスチュームを買う必要があります。

また、輪をかけて特殊なコスチュームと今後参加する新規キャラクターの一挙販売パックであるシーズンパス1が1万円を超える値段ということもあって、火に油を注いだ形になってしまいました。でも、調べてみると過去のデドアラも似た様な販売形式をとっていたようです。今

アプデ対応も火に油

あまりにも不満が多かったので、改善のアップデートとして3/4にオンライン対戦やアーケードモード、サバイバルモード、タイムアタックモードでも100~200ポイントの設計図が貰えるようになりました。一応メインキャラに配分されるっぽいようですが、実際プレイするとランダムです。

これを『ランダムで他のキャラの設計図が出てしまう点などを修正予定』としてツイッターで発表してしまったものだから、また火に油を注いだような形になっているようです。

コス集め要素以外の部分の良いところ&不満点

このコス集め要素の不満が大きくクローズアップされがちですが、他にも不満点も出ております。しかし、楽しい要素もあるので、個人的な視点で書いていきます。

コス以外の不満点

オンライン対戦周り

今の格闘ゲームと言えば、オンラインで見知らぬ人と戦えるというのがメインです。このデドアラ6もオンライン対戦モードを搭載しております。

しかし、搭載しているモードが『ランクマッチ』のみとなっております。だいたい『ランクマッチ』とともに『カジュアル対戦(ランク関係なく戦う)』があることが多いのですが、ランクマッチのみとなっております。

対戦をガチンコで楽しみたい人ばかりではないので、ランクマッチのみというのは不満が出そうです。また、PC版では相手の回線状況を選択できないので、回線状況の悪い人と良い人もマッチングしてみてから『対戦しますか?』と聞かれる状態なので煩わしい状況です。

いずれ導入されるらしいのですが、オンラインロビーなどが無いと、友人とだけ戦うという遊び方もできません。

勝利ポーズ

対戦で勝利した際のポーズが現状1種類しかないので、勝利した後にカメラを移動して勝利ポーズを拝めるのですが、いつも同じポーズなので飽きがきてしまいます。

せめて2種類くらいはあって欲しいところです。また、敗北しても相手の勝利ポーズしか拝めません。

男性キャラの不遇

コスチュームやキャラカスタマイズにおいて、男性キャラクターが不遇です。客層からして需要が無いと割り切られてしまっているのかわかりませんが、数が少なすぎです。

もうちょっと男性キャラにも力を入れて欲しいです。髪型なんて選べないキャラもおります。結構男前のキャラクターもいるので、男性キャラにも力を入れてあげて欲しいものです。

満足な点

不満ばかり挙げても仕方がありませんので、デドアラ6の良い点も挙げていきたいと思います。

爽快かつ迫力のあるバトル

打撃、ホールド、投げという三すくみと、4点ホールド、そしてスペシャルボタン導入による簡単操作でのフェイタルラッシュやブレイクブローなど初心者救済要素があり、読み合いが楽しい対戦格闘でありつつも初心者が勝てる余地があります。(流石に熟練者に勝つのは容易ではないですが)

私も久々のプレイでしたが、オンライン対戦も楽しめております。ワンパターンな攻撃をするとホールドされてしまいますし、相手の攻撃を読んでホールドできたときはアドレナリンが湧き出します。

簡単な操作ながらも奥が深い読み合いバトルができます。キャラクターにより操作が簡単だったり、難易度が高かったりという幅もあるので、自分に合ったキャラクターを見つけるのも楽しいです。

スペシャルボタンによるブレイクブローの演出も格好良いですし、一部の大技を決めるとカメラワークも変わり大迫力のバトルを楽しむことができます。

わかりやすいチュートリアル

チュートリアル、コンボトレーニング、コンボチャレンジというモードがあるので、初心者でも技の練習がしやすいです。最近の格闘ゲームでは当たり前となった、技のお手本も見せてくれる対応もされております。

あとは専門用語(○○カウンターとか◆◆ホールドとか)に対するTipsもあるともっと良かったと思いますが段々慣れていきます。素人あたりだと、一気につめこまれると混乱するので、ある意味簡素化されて覚えやすいと思います。

美しいグラフィック

キャラクターが売りの一つでもあるゲームなので、キャラクターの汗や傷などの表現も加わってキャラクターの格闘シーンが格好良く描かれていると思います。

ステージ中のギミックなども楽しく描かれ、相手を吹き飛ばしてコンボを繋げたりすることも楽しいです。ストーリー中のムービーだけは解像度が落ちますが、対戦中のキャラクターはとても美しいモデリングで描かれています。

揺れる揺れないは好みの分かれるところですが、このゲームの拘りポイントでもあるので、楽しめる人は楽しんだら良いかと思います。揺れないモードも可能です。

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コスチュームに重点を置かなければ楽しいゲーム

コスチュームの件で炎上してしまいましたが、早期の対処により、ある程度のコス収集の面倒さは軽減されました。私はスト2世代なのでキャラクターの衣装なんて1Pカラーと2Pカラーがあれば良いんじゃないか?と思ってしまいます。

対戦格闘ゲームとしては、久々にデドアラを遊びましたが楽しく遊べるゲームだと思いました。PC版でAMD系のグラフィックボードですと、バグがあるという報告もあるようです。

折角久々のシリーズ最新作なのに、色々ケチがついてしまうのは勿体無いと思いますので、今後コスチューム要素あたりで改善がされ、オンライン対戦モードの方も充実してくれると良いかと思います。

私の中では現状満足して遊べております。過去の操作を思い出しつつ、勝利への立ち回りや技の構成、そして相手の手を読むという対戦ゲームとしての面白さは備わったゲームだと思います。

バレーボール関連の発売からキャラクター売りが酷くなってしまったので敬遠しておりましたが、ホールドというデドアラだけの要素は決まると爽快なので対戦格闘ゲームとして十分楽しめるゲームだと思いますので、今後も遊んでいきたいと思います。

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