とある友人からSteamのゲームはSDカードに保存することもできるのか?と質問をうけました。
多分できるのでしょうが、思いつきもしませんでしたので、実際に試してみました。
SteamのゲームをSDカードに保存
まず、SDカードにSteamのゲームを保存するということですが、実験してみると保存は可能でした。
やり方としては、Steamアプリから設定でSteamライブラリをSDカードに作成することで、SDカードにもSteamのゲームが保存できます。
これはHDDやSSDと一緒の方法なので、一度Steamライブラリを拡張をしたことがある人であれば、迷うことなくできる筈です。
SDカードに保存する利点
外付けHDDやSSDと同様に、他のPCで使う場合、他のPCでもSDカードに作ったSteamライブラリを認識させるだけです。
あとはSteamアプリのアカウントが一緒であれば、ゲームを認識して起動することができます。
Steamのアカウントが違う場合は、ゲーム名の表示は出ても、あなたの所有するゲームではない、というような表示がされて遊ぶことはできません。
あくまで、自分のアカウントがSteamシェアリングされたアカウントでだけ使うことができます。友人にゲームのデータだけ貸すなんていうことはできません。
色々と微妙
結局SDカードですので、読み込み速度はSDカードの規格に依存します。読み込み速度の良いSDカードを使えば、HDDよりもローディング速度が改善されるかもしれません。
ただしSDカードとSSDの容量のコストを考えると、ゲーム保存用にSDカードが向ているか?というと微妙です。
応急処置的な使い方
SDカードをSteamゲームの保存先に使用できることはできます。ノートPCを使っていてメインストレージの容量不足に悩んでいるのならSDカードを使っても良いかもしれません。
しかし、大容量のSDカードを購入するのだったら、まともに外付けHDDかSSDをしっかりと購入した方が良いかと思います。あくまで応急処置的なものには使えますが、最近の大容量なゲームを保存すると考えると向いていないと思います。
容量の少ないインディーズゲームを保存するというのだったら、安い余ったSDカードでも良いかもしれません。しかし、Steamのゲームを保存するために、わざわざ大容量のSDカードを買うならSSDを購入した方が安上がりです。