2018年10月に発売されましたNVIDIA GeForce RTX2070のGPUを搭載したグラフィックボードの価格が落ち着きを見せ、高性能で御手頃な価格になってきたようです。
御手頃といっても価格は6万円以上しますので、決して安いとは言えない金額です。しかし、性能的にはGTX1080以上GTX1080Ti未満の性能と言われ、ゲームの状況によってはGTX1080Tiを凌ぐ性能を示すこともあるようです。
以前、値段が落ち着かない限りは購入に至る性能ではないと書きましたが、価格が落ち着いたので掌をくるりと返しまして、一気に推せるグラフィックボードとなりました。
GTX1080とGTX1080Tiが高騰
RTX2000シリーズの性能と価格がいまいち噛み合っていなかったので、どうもGTX1000番台が飛ぶように売れてしまい、とくに高性能なGTX1080とGTX1080Tiが高騰しております。
Amazonは定価以上となっており、ドスパラなどのBTOショップにて在庫があるかどうか?という状況が見て取れます。こうなってくると値段が落ちているRTX2070の価値が出てきます。
同じ7万円程度の価格で、GTX1080以上の性能を持ち、更にRTXに搭載するレイトレーシングとDLSS機能まで使えてしまうのです。私がとくに気になるのは、このRTX2070のグラフィックボードが格安だと思えました。
>> GIGABYTE グラフィックボード NVIDIA Geforce RTX 2070 搭載 8GB ゲーミングモデル GV-N2070WF3-8GC
この6万5千円程度の値段であるならば、新ゲーミングPCを差し置いて、グラフィックボード交換をしてあと1年は凌いでしまおうか?と思えてしまいます。
FHD画質でプレイするのであれば、十分ヌルヌルと呼べるフレームレートも叩き出せますし、おまけにレイトレーシングまで体験できます。新しい物好きとしては魅力的な価格と性能になったと思えます。
これからの値下がりに期待
流石に5万円を超える値段なので、飛びつくということはできませんでしたが、今後も更に価格低下が続くようであれば、このRTX2070は4KでなくFHD高画質で60fps以上を安定して叩きだせるグラフィックボードとしては十分な性能だと思います。
4Kでヌルヌル体験もしてみたいですが、4K対応ゲーミングモニターも購入するとなると、すぐに手が出るものでは有りません。今回発売したRTX2060がとくに微妙な性能だったので、そう思えてしまいます。
RTX2070が6万円代前半で購入できるならば、飛びついても良いな・・・と個人的に判断してしまいます。最近無駄遣いしすぎているし、2019年頭は欲しいゲームが山ほどあるので自粛しますが、値下がりしたことで『買い時だな』と思っています。こんな褒め言葉を自分の脳内で反復していると、買ってしまいそうです(笑)
RTX2070Tiは出るか?
なんだかつい最近のようで、昔とも感じられるGTX1070Tiの発売ですが、実は我が家にもこのグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが存在します。
何故か、家族共用のリビングPCとして贅沢に使用しているのですが、GTX1070Tiは動画編集などにも活躍してくれていて、とても高性能で良いGPUだと思います。
今後RTX2070Tiが出たら、RTX2070の価格が更に値下がる可能性もありますし、いつの間にかRTX2070を見かけなくなってしまう可能性もあります。
そこらへんの動向にも今後注意していきたいですが、GeForce RTX2070が良い感じに値下がりをしてくれて、実に良い性能のGPUだと最近思うようになってきました。
しかし、GTX1060(6GB)を購入する際には33,000もするグラフィックボードを買ってしまった!なんて思ってきましたが、今ではこの性能で6万5千円なら安いのじゃない??と思ってしまっておりますので、金銭感覚が狂ってきたな・・・とシミジミ感じました。