円高になると、1ドル単価が安くなり例えば20ドルのものが1ドル112円だった際には2,240円ですが、1ドル104円まで下がれば2,080円にまで下がります。
20ドルだから微々たるものですが、これがPCパーツともなると1,500ドルのグラフィックボードを海外で購入するとなると、168,000円と156,000円の違いとなりバカにできたものじゃありません。
1月頭に1ドルが104円まで下がり、これは海外でRTXシリーズを買っちゃう?と思いましたが、その後108円まで回復してしまいました。
海外サイトを利用するメリット
PCパーツは日本では高いので、輸送手数料もかかりますが、海外サイトで購入した方が安く手に入る場合があります。
海外のAmazon.comは日本への輸送を受け付けているものも多く利用がしやすいです。送料が2千円以上かかりますが、それでも日本での販売金額よりも安く買える場合があります。
例えばZOTAC GAMING GeForce RTX 2080TiはAmazon USAで1,300ドルで購入できます。1ドル108円の場合は140,000円+輸送量程度で購入できます。そして日本では同じZOTAC GAMING GeForce RTX 2080Tiは170,000円が相場になっています。2万5千円くらいは節約できる状況です。
海外Amazonでも不具合があれば、交換対応も行なってくれますので日本Amazon同様使い勝手は悪くありません。
PCゲームは以前から紹介している通り、リージョンロックさえされていなければ、日本のSteamで購入するよりもかなり安くPCゲームを購入できます。
海外サイトを利用するデメリット
海外サイトを利用するデメリットはなんといっても英語能力がある程度無いと困惑する部分が大きいところです。翻訳ソフトを使ってもいいですが、トラブルがあった場合の対応が面倒です。
そして、海外から輸送されてくるので到着が遅くなることです。日本と違いルーズな業者も多いので気長に待たないと品物が到着しないことが多いです。
最後に保証が利かないこともあるということです。Amazonなので返品要請も出せますが、マーケットプレイスなどが絡むと途端に使い勝手が悪くなります。
英語ができるなら海外サイト利用は多いに【アリ】
私も過去何回かPCパーツ等を海外Amazonを利用して購入したことがありますが、輸送に日数がかかる以外はトラブル無く利用できておりました。PCゲームは、ほぼ毎月のように使用しております。
英語力も中学生英語能力程度で十分対応可能です。海外でも大手サイトならトラブルも少ないです。安すぎる怪しげなサイトはオススメはしません。特に海外なのでトラブル解決能力が問われます。
しかし、日本では価格よりも保証や対応力が優先されることも多いですし、PCの扱いや英語のやりとりに自信が無いのなら、PCパーツもBTOショップ等で購入した方が安心ですし品物の到着が早いです。トラブルにも日本語で対応してもらえますし(笑)
海外利用は多いに【アリ】ですが、それなりにデメリットがあります。そのデメリットに対応できる、対応してみたいという人であれば、その分安くPCパーツやPCゲームを購入できるのでオススメです。
たまに自作の方がPCが安い!と言われますが、こういった海外利用も含めて、こまめにPCパーツを安く購入してるからこそだとも思います。
手間暇にかける時間が無いという人は、素直にBTOショップでゲーミングPCを購入した方が、不安が無く保証もある状態でゲーミングPCが購入できるでしょう。どちらを選ぶかはPCを購入する人の状況次第で最適解は人それぞれだと思います。