Fortniteを作ったEpic GamesがオンラインPCゲーム販売を行うEpic Games Storeを開店(開設)しました。
まだ、ゲーム数は少ないのですが、これから様々なゲームを販売していく予定のようです。
https://www.epicgames.com/store/ja/
Epic Games Storeの特徴
まずEpic Games Storeの特徴としては、ユーザーにはあまり関係あるところかは不明ですが、ゲーム販売においてゲーム価格の12%がEpic Gamesの取り分(手数料)になり、残り88%がメーカーの取り分になるようです。
つまり5000円で販売されているゲームならば600円がEpic Gamesの取り分、残り4,400円がメーカーのものになるわけです。現在Steamでは3割程度がValve(Steamの運営)に取られてしまっているので、18%の売り上げの差は大変大きなものです。
ゲームの単体金額の少ないインディーズゲームこそ、この恩恵は大きくなるかもしれません。私たちユーザーにとっては、より安く入手できることがありがたいですが、少しでもメーカーにまわれば、次回作を作る開発費も増えるというものです。
また、2週間に1つ無料でゲームが貰えるらしいので、登録していない人がいれば早めに登録しておくと良いでしょう。無料のゲームは期間ダウンロードという形式に見受けられます。ゲームを購入した際の支払い方法は『クレジットカード』『Paypal』『Amazonpay』が選択できるようです。
個人的には、Bastionを製作したSupergiant Gamesが作成したHADESというゲームが早期アクセスで遊べるようなので、そこが利点に思えましたが、今現在積みゲームが多数あるので、即座に購入するかは迷うところです。
Steamの対抗馬にはなる?
まだ、Epic Games Storeできたばかりであり、Steamもゲームが売れたらValveの取り分を減らすプランなども案内されましたので、今後の動向としてどうなるか?がPCゲームユーザー的には気になることろです。
Steamがここまで浸透したのは、幅広くゲームを安く販売してきたということもあったと思います。Epic Games StoreでどこまでPCゲームが安く買えるのか?そしてEpic Games Storeでしか購入できないコンテンツの充実があるか?が鍵であるとも言えます。
Fortniteが有名になり、売り上げも出していることで知名度は上がっているので、この勢いでどこまでPCゲームユーザーがEpic Games Storeを利用するか?によるところです。
個人的には『これ以上ゲームの購入先を増やすと起動からして面倒くさい』という考えもあるので、できれば新しいプラットフォームは増やしたくはありません。
ただでさえ、今私が使っているPCプラットフォームもSteam、Uplay、GOG、Origin、Microsoft、DisCordと多数あるので、たまに管理を忘れてしまい、有名所のゲームじゃない場合は、どのプラットフォームで遊んでいたか忘れてしまうこともあります。
この話題を知るまで、実のところFortniteも遊んでいなかった状況なので、よほど遊びたいタイトルが無い限りは埋没しかねないです。
ゲームが増えすぎて困りそう
ただでさえ、手持ちのゲームが飽和状態なので、更に登場したEpic Games Storeの存在で更にPCゲームが飽和してしまいそうです。
値下げ合戦が行なわれたり、サービス合戦が行われて、共倒れになられても困りますが、安い分にはユーザー的には嬉しいので、競争するプラットフォームが増えるのは悪いことではなさそうです。
しかし、ますます手持ちのPCゲームが増えて嬉しい悲鳴が上がりそうです。そろそろ手持ちのゲーム本数を数えることすら面倒になっていてしまい、所有・未所有のゲームすらわからなくなってきたので、下手をすると同じゲームを別のプラットフォームで複数所持しているなんてことも起こりそうで怖いです(笑)