ゲームの開発をしてみたいけど、どんなパソコンを買えば良いのかわからないという方もいらっしゃると思います。
ゲームと言っても色々あり、スマートフォンなどのアプリゲームから家庭用ゲームやPCのゲーム、そして2Dのドット絵ゲームから3DCGを多用するようなゲーム、そしてVRまで様々です。それぞれの環境に合ったPCをオススメいたします。
まず作ることが大切
ゲームを作る環境を整えるまでゲームが作れない!という人もいらっしゃると思いますが、まずゲームを作ってしまうことが大切です。アイディアは暖めていても形にしなければ意味がありません。
こんなことを言うのは、私はゲームを作りたいとゲームの案を暖めて結局形にしなかったタイプの挫折者であるからです。暖めるよりも行動に移しましょう。『黒歴史になったってイインデス』、むしろ経験しないことの方が勿体無いので、今は安いPCでもゲームを作る環境は得られやすいと思います。
ロースペックなアプリゲームでもなんでも良いので『作ってみること』からまずオススメします。ちなみに私も過去、赤面するようなボードゲームやテーブルトークRPGなどを作っていました。
いまだに、その件で友人からイジられることもありますが、良い思い出だと思ってます。
一応エンディングまで作って、ストーリーの構成などを考えたこともあるから、今ブログを長く続けることもできているのかと思います。
とりあえずゲームを作りたい人向けのオススメPC
『ゲームの開発って難しい』と考えると、なかなかその一歩を踏み出せません。PCであればまずツクールソフトなどを足がかりにしてみることをオススメします。
家庭用ゲーム機のツクールと違って容量の天井が無いので、しっかりと最後まで根気とヤル気があれば作ることができます。
ツクール系を動作させるだけであれば、そこまで高性能なPCは必要ありません。エントリーモデルのPCがあれば十分作成可能です。
大切なのは1つの作品を最後まで作ること
しっかりとプログラム言語から学びたい!という人向けのPCというと敷居が高く聴こえますが、プログラミング言語を覚えることじたいは、どんなPCでも可能です。
ただし、ゲーム開発をする上で、3DCGも扱えるようなツールを導入するとなると話が変わってきます。
有名なところでは『Visual Studio』や『Unreal Engine4』や『Unity』といったゲーム開発をサポートしてくれるようなソフトを快適に動作させるPCがあると、ゲーム開発がよりスムーズに行なうことができます。
難易度が一番高いと思われるのは『最後までやり遂げる』ことです。大抵はそういったソフトを扱って満足して、最後まで形にしないことです。私もそんな状態が続いております。
CGによる開発環境の違い
ゲームは視覚的情報が多く入ってくるので、ゲームを作る上で大切なものとしては、やはりCGはどういったものを採用するのか?だと思います。
昔ながらのドット絵なのか、はたまたPhotoshopで作ったような2DCGなのか、3DCGなのか、VRに対応した360度映像を作るのか?これだけでも大変多くの選択肢が存在します。
ドット絵でしたら、ドット打ちは大変ですがPCの持つ性能は最低限のもので良いと思います。あとはプログラムを動作させることができれば問題ありません。
しかし、3DCGやVR系のゲームを作成するなら、3DCGを動作させても問題の無いハイスペックPCが欲しい状況になります。
ゲーム開発にオススメのPC
ガレリア GCL1650TGF
とにかく、時間があればプログラミングを覚える時間にして、いつでもどこでもゲーム制作をしたい!という人であれば、コスパの良いこのゲーミングノートPCがオススメです。
性能はそこまで高くはありませんので、3DCGを多用するゲームを作成するのは難しいかもしれませんが、あくまでプログラミングを覚えるためと割り切って購入しましょう。
CPUはCore i5-10300Hを搭載しております。メモリは16GBを搭載しております。グラボはCore i5-10300Hを搭載しています。ゲーミングPCとしても使えるので、プログラミングしつつ、ゲームの簡易的な動作確認もできますよ。
ガレリア XA7R-R37
ゆくゆくVR対応のゲームや、3DCGを多用するゲームの制作を考えるのであれば、こちらのPCを購入しておくと長く使うことが可能です。勿論UnityやUnreal Engine 4の快適動作も可能です。
CPUはRyzen 7 3700Xを搭載しております。メモリは16GBを搭載し、グラフィックボードにGeForce RTX 3070を搭載しております。3DCGの作成や動画編集でも安定した性能を発揮できるでしょう。
他にあると良いもの
ゲーム開発と一口に言っても、プログラミングだけではなく魅力的なキャラクターの作成には2DCGや3DCGの制作も必要です。2DCGでしたら液晶タブレットがあると良いですし、3DCGでしたら細かい動きが伝わるゲーミングマウスが良いと思われます。
また、グラフィックの色を忠実に再現したいのであれば、映像表現性能の良いモニターも必要になると思います。キャリブレーション機能を搭載したものであれば、色の表現で自身が持てます。色覚はモニターによっても変わってきてしまうところなので、他人数の開発で、色指定などを行う際に齟齬が生じると取り返しのつかないこともありえますので、注意が必要です。上を見ればキリが無いのですが長時間の作業になることは必至ですので、少しでも快適に扱えるものを購入した方が良いでしょう。
そして、身体に負担をかけないように良い机や椅子、そしてプログラミングに快適なキーボードなども買い揃えたいところです。
まとめ
色々と書いていきましたが、まずは『作る意志』が一番大切です。何かを始めるとすれば『思い立ったら吉日』です。何事も成功する人は考えるより行動に移してしまう人だと個人的に思っているので、ゲームの企画を思いついたのであれば作成して形にしてしまうのが一番です。一作品を人に見せられる形にするという作業は大変なことなので、まずは一本、どんな形でも良いのでゲームを作成してみることから始めましょう!