今年の購入目標として、購入したVR HMDであるHTC Viveを購入して3ヶ月経過しました。結局満足したか?そしてメリットはあったのか?等を書いていきます。
満足度
念願のHTC Viveを手にいれたぞー!ということで、購入当初は非常に満足度が高かったです。様々なVRゲームを触ってみました。
しかし、この記事でも書きましたが『違和感』や『不足』を感じることが増えてきました。得る満足以上に期待が大きすぎてしまったということが挙げられます。
そして、HTC Viveを購入したメリットとデメリットを考察した結果以下のような点が挙げられます。
HTC Vive購入後のデメリット
3D酔いがヤバイ
語彙力の無い見出しですが、私はFPSゲームだけでも3D酔いが酷く、やっと慣れてきたと思いましたがVRゲームはそれ以上に酔います。
最初の5分は楽しいのですが、段々と吐き気や眩暈に襲われ、VRゲームをした後は1時間以上『うーん、もうダメ』という状態になってしまいます。
楽しい以上に体調悪くなることが多く、FPS以上に慣れることが辛いと感じました。視点移動が多いゲームは本当にダメでまともにプレイできるゲームが少なかったです。最初の5分くらいは凄く楽しいんですけどね(笑)
自室が狭いと辛い
これは自宅の状況なので、広い部屋のある人にはあてはまらないデメリットです。私の部屋は狭いので、VRゲームをプレイする際は大体布団1枚分のスペースで遊んでおります。
白熱すると、ついついコントローラーを派手に振り回してしまうのですが、そのたびにガツン!ゴツン!と家具や壁にぶち当たってしまいます。
そのたびにHMDを取り外して『大丈夫か?』となってしまいます。おかげで熱中度が低いのです(笑)自室を広くするには、引っ越すなりしないといけませんが、VRのために引っ越すか?と言われたら、そんなことはしません。
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)が重くて首や肩が凝る
意外に気になるのがHMD本体の重量とケーブルにより首が引っ張られている感じがあります。そのため首や肩が異常に凝ってしまいます。
多分、この凝りも3D酔いの原因じゃないのかな?と思えることがあります。VRゲームをプレイすると首や肩がバリバリになっています。
長時間プレイした翌日は、ずっと肩をマッサージして過ごすなんてこともありました。
独特な物足りなさ
VR機器が認識しているのは、コントローラーとHMDです。それ以外は認識していないようなので、ゲームによっては手と頭だけ見えているものが殆どです。
たまに身体があっても、そんな位置に自分の脚は無い!という違和感がつきまといます。微妙に感じる現実とのズレが、だんだんと大きな違和感に感じてしまいます。
そして、現実との違和感が物足りなさをうみだします。操作後に爽快感が薄れるんですよね。コントローラー操作している方がなんか自分の思ったとおりにキャラクターが動いてくれている気がします。
起動までの時間が長い
まず、ベースステーションの電源を入れ、HMDとPCを接続し、更にコントローラーの電源を入れる必要があります。トラッキングがズレていたり遊ぶ体勢が変わっている場合は、HMDと床の位置を再計測する必要があります。
『VRゲームのでもやるか』となった場合に、この手間暇がかかるため、段々とVRをするのが億劫になってしまう状況です。『最近はVRしy・・・起動面倒だし、いいか』となってしまうことが多いです。
HTC Vive購入後のメリット
未知の体験ができる
VRの利点は、この点が一番大きいです。『VRでしかできないこと』が体験できたら、それはとても貴重な体験です。
ありえない位置からありえない景色を見たり、普段触れないようなものに触れられたり・・・近づけたり。こういった貴重な体験ができるのは素晴らしいことです。
アダルト方面に強い
多分VRの一番の利点というか、脳にクるところだと思います。まるで近くに居る様な感覚が味わえます。
本当は感じられないであろう息使いまで感じられるのが凄いところです。VRスゲー!を一番如実に感じる場面だと思います。
メリット以上のデメリット
現状ではメリットに感じられる部分よりも、デメリットの方が多く感じられてしまいます。いずれHMDが小型化してメガネ並みの大きさになり、コントローラーはグローブ化し、身体全体をトラッキングできるような品が出たら、多分世界は変わると思います。
まだ一歩踏み出した段階の技術を味わいたいということであれば、満足を得られると思いますが、普通のゲーム以上に長時間満足を味わうのは難しいです。長時間できるのはVRチャットくらいじゃないでしょうか?
ARとの本当の融合を話したMR技術で、更にキネクトなどと融合してボディトラッキングをしっかり行い、指先の先端まで動かせるコントローラーができたら・・・そんなことを考えます。
VRでいつか、機動武闘伝 Gガンダムみたいなバトルができたら、きっと物凄く満たされるかもしれません。